たった一言で人間関係が円満に! 相手の心を動かす言葉が身につく「モノの言い方」

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『たった一言で印象が変わる!モノの言い方辞典』(佐藤幸一/総合法令出版)

何かにつけて一言多い人って、周囲にいませんか。他人事ではなく、自分の何気ない一言で相手を不快にさせてしまうことも、人と接する機会の多いビジネスの場ではありがちです。言葉は一言でも強い力を持っています。その言葉の力をコミュニケーション能力に変えられるとしたらどうでしょうか。

 

『たった一言で印象が変わる! モノの言い方辞典』(佐藤幸一/総合法令出版)は、会話に一言添えるだけで、相手の好感度をアップさせる言い回しが身につきます。状況に応じた丁寧な言い方ができれば、礼儀正しいと思われたり、信頼されたり、周囲の人間関係を円滑に進められるといいます。

 

ビジネスの場で理想とされる話し方は敬語(尊敬語、謙譲語、丁寧語)です。相手の立場や都合を尊重して、こちらの思いやりの気持ちを伝えることが基本です。

 

本書でもページを割いて敬語の基礎を解説していますが、こうした文法や心掛けは残念ながら一朝一夕ではなかなか身につきません。そこで最低限これさえ覚えておけば大丈夫という、万能フレーズを挙げています。

 

・恐れ入りますが(恐縮ですが)
・差し支えなければ
・申し訳ありませんが
・お手数をおかけしますが
・ご多忙とは存じますが
・誠に勝手ながら(勝手なお願いですが)
・~していただけると幸いです(助かります)

 

とっさのときにも、このフレーズが口に出せれば、後に続く会話が楽になるといいます。

 

本書では、こうしたフレーズを「クッション言葉」と呼び、さまざまなビジネスシーンごとにまとめています。

 

例えば、相手に感謝を表すときには、ただ「ありがとうございます」と言う前に、

 

・いつも無理を聞いていただいて
・ご勘案いただいて
・貴重なお時間をいただき
・ご尽力いただき
・お力添えいただき
・ご配慮いただき
・お心づかいいただき など

 

といった一言を付けるだけで、より強い感謝の表現になります。

お客様から何かを依頼されて断らざるを得ないときも、「お断りします」だけでは冷淡に思われてしまいますが、

 

・結構なお話ですが
・身に余る光栄ですが
・あいにくですが先約がございまして
・上司とも相談したのですが
・検討に検討を重ねたのですが
・私としてもなんとかしたいのですが
・心苦しいのですが
・物理的に難しい状況で など

 

これらのワードを加えることで、次回の可能性を期待させる柔らかい表現になり、断りつつもこちらが配慮していることが伝わります。

 

言葉遣いが重要なのは、部下との会話であっても変わりません。厳しい物言いでは部下が萎縮してしまい、部下の成長や自主性を妨げる要因になります。部下が失敗したり、間違えたりしたときにこそ感情的に相手を傷つけない言い換えが必要です。

 

・~してくれ → 1時間だけでもお願いできないかな?
・やり直せ → もう少しブラッシュアップできそうだね
・なんでできないの? → どうすればできるようになると思う?
・~に気をつけろ → 私もよくやるから偉そうには言えないけど

 

こうした部下と同じ目線に立った言い方に変えることで、相手も反発せずに素直に意見を受け入れ、相手のやる気を引き出し、ひいては部下から愛される上司になれると訴えています。

 

部下と信頼関係が築けないのは、もしかしたら上司であるあなたの言葉遣いが原因かもしれません。

 

言葉とは、自分の思いを伝えるだけでなく、相手の心を動かす魔法です。相手の気持ちを受け止めて、自分の気持ちを返すことで、人間関係は繋がります。まずは一言から、新しい自分を始めてみてはいかがでしょうか。

 

文=愛咲優詩

 

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