イースターブームがやってくる!? 日本人はどう楽しむのが正解?

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お祭り好きで海外の文化を独自のものとして取り込むことが得意な日本人。12月のクリスマス、2月のバレンタインはいわずもがな。お次にやってきた10月末のハロウィンもすっかり秋のイベントとして定着した感がありますね。

 

日本の春の定番イベントはお花見&雛祭り。そこに海外テイストの強いイースターを盛り込もうとお菓子業界も目をつけたようです。その甲斐あって近年少しずつ普及してきており、今年は特に耳にする機会が多いような……。でも、やや宗教色が濃く、イマイチ何のお祝いなのかよくわからない。イースターってそもそも何?

 

 

■イースターは毎年ちがう日におこなわれる?

 

キリスト教の神様であるイエスキリストの復活を祝うお祭り、それがイースターです。西洋では春の訪れを告げるパステル&ハッピーなイメージのイベント。イエスキリストが十字架にかけられ亡くなってから3日後に復活した奇跡をお祝いします。イースターの日が毎年変わるのは、「春分のあとの最初の満月の次の日曜日=イースターサンデー」ということになっているので、3月末だったり4月だったりするわけです。(宗派によって日程の設定が少し変わりますが、時期的にはほぼ同じです)

 

 

イースターのモチーフ、キャラクターとしてよく登場するのがイースターエッグ(生命の象徴)とイースターバニー(多産、豊かさの象徴)。美しく繊細なデコレーションを施した芸術的なイースターエッグから、子どもがマジックで絵を描いたりシールを貼ったりしただけの可愛らしいものまで、様々なイースターエッグがあります。

 

一番ポピュラーなイースターの遊びは、卵型の容器にお菓子やおもちゃを詰めて庭や家の中に隠しておき、子どもたちがそれを探しに行くエッグハント。宝探しみたいでワクワクします。あとは、スプーンに卵を乗せて落とさないようかけっこをしたり、ゆで卵をぶつけあって誰の卵が最後まで割れないかを競うエッグタッピングなどがあります。(歌姫テイラー・スウィフトが弟とエッグタッピングをしている動画を公開していますよ)

 

 

■日本でも展開されるイースター仕様のお菓子

 

食いしん坊な筆者としては興味津々なのがイースターの食べ物。伝統的な食べ物としてはホットクロスバンズという十字架の模様がついたパンや、ドライフルーツが入ったシンプルなイースタービスケットが有名です。

 

 

一風変わったイースターフードとしては、ポーランドのバタードラムがあります。その名の通り、子羊を象ったバター(笑)。もちろん1人で食べるわけもないでしょうが、カロリーハンパなさそうです。「冬の間、貴重な資源であったであろうバターをおしげもなくたっぷりと使うこと=春の訪れを祝う宴」ということなのでしょうか。

 

日本でも市販のお菓子がイースター仕様で続々と発売されるようですよ。おなじみのコアラのマーチ・イースターバージョンではパッケージでエッグハントゲームが楽しめるように。ポケモンのモンスターボール×イースターのアイデア満載のキャンディも。海外テイストたっぷりのハーシーズのケーキもパッケージでエッグハント迷路の遊びができます。味は間違いのない定番商品のパッケージに少し遊び心を加えてイースター仕様に変えたという印象でしょうか。

 

 

■スリラー小説を読んだり、季節はずれだったり…イースターにルールは無用?

 

ノルウェーではイースターの時期になると、牛乳の紙パックにスリラー小説の簡易版が印刷されたり、テレビでもミステリーやスリラー系のものがたくさん放送されるとのこと。イースターは家族が集まって大勢でお祝いするものですが、その際に皆でミステリー小説を読んで誰が犯人かを推理ごっこしたりするという不思議な習慣もあるそうで。ハロウィン時期ならともかく、一般的な可愛らしいイースターのイメージとはちょっとかけ離れた風習ですよね。

 

南半球に位置するオーストラリアはイースターの時期は秋。春を祝っている他の地域とは若干雰囲気の違うイースターをお祝いしているようです。ウサギも農業の邪魔になるとのことから、イースターバニーもイースタービルビーというオーストラリアにしか生息しない不思議な生き物(しかも絶滅の危機にあるらしい)にとって変わられているとか。

 

食べ物や遊び方を含め、日本ではどんな形でイースターが定着していくのか。まだ浸透しきっていない今だからこその楽しみ方がたくさんありそうですね! ちなみにこんなのはどうでしょう……

 

 

まずは特別な卵⇒コンフェッティ(紙吹雪)エッグを作ります。

①生卵の上に直径2cmほどの穴をあけて中身を全部だし、綺麗に洗います。

②食紅で染めたり色を塗ったりして卵を染め、中にコンフェッティをいれます。

③糊で綺麗な3cm四方の薄紙を貼って上部の穴をふさいで出来上がり♪

 

 

普通のエッグハントに1つだけ混ぜて当たりの卵にして、みつけた人には賞品が!的な遊びも楽しそう。メキシコの言い伝えでは、この卵を友達や家族の頭に軽くぶつけて割ると、紙吹雪が舞い散るように幸運がその人に降り注ぐのだとか。また、願い事を言いながらぶつけて綺麗に割れたら、その願いが叶うとも。なんだかほっこりする可愛い卵の言い伝えですよね。

 

是非、今年はコンフェッティエッグを作って仲良しのお友達の頭で割ってあげましょう♪ ただ、まだあまり知られていない遊びなので、くれぐれもぶつける相手を選んで。あとは紙吹雪の後片付けもちゃんとして下さいねー(笑)。

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料理研究家

五条まあさっちん

幼少期に父の転勤でカナダで過ごす。港区「華都飯店」の馬先生に師事し中華料理を学んだ後、恵比寿のレストラン「イレール」にてフランス料理のレッスンを受ける。東京會舘、老舗イタリアンのキャンティなど単発でさ...

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