「音を小さくして」というコンビニの貼り紙で考えるトイレ借用の礼儀問題

話題

 

出ました! うんこネタ。

 

それにしても、こうやって私の大好きな「うんこ」について(※何度も断っておくが、別に「うんこ」という物質自体が好きなわけではない。あくまで「うんこ」をテーマに原稿を書くのが好きなだけだ。すなわちスカトロ趣味があるわけではない!)自由に書かせてくださるcitrusという媒体はつくづく懐の広い媒体だと頭が下がる想いである。いつも編集部の許可も取らずに、勝手にぱっぱと書いちゃって、さっさと入稿しちゃうだけなんですけどね(笑)。

 

で、今回のうんこマターがコレ。タイトルは『「ブリブリ音の音量を小さくして」コンビニトイレの切実「お願い!」』。J-CASTニュースが報じた、れっきとした時事報道である。いったいどーいうことなのかと言えば、どうやらこーいうことらしい。

 

「大便をされる方は、ブリブリ音の音量を小さくして」──大阪府内にある中堅コンビニのトイレにこんな注意書きが貼り出されていたとするツイートが、ネット上で「やばい」「他に言い方ないの」などと大きな注目を集めている。

 

一日6回の快便を誇る、しかもその“6回”がいつどこで急に襲ってくるかがまったく予測できないユルめの肛門の持ち主であり、ゆえにコンビニトイレの頻度もめっぽう高い私としては、聞き捨てならない“大”問題(※=大便だけに)である。投稿された写真を見てみると、

 

 

貼り紙の最上部には「お願い!」と書かれ、「最近トイレご利用の方の、大便の際のブリブリ音がウルサイと、他のお客様から苦情がきております」と店側が置かれている切実な状況を報告。続けて、

「トイレからブリブリ音が聞こえるたびに、買い物中のお客様が不快な思いをされます。大便をされる方は、ブリブリ音の音量を小さくしていただきますよう、ご協力お願いいたします」

と呼びかけ、コンビニ名とともに土下座をしている人のCGイラストが二つ添えられている。

 

……のだそう。物腰こそ丁寧だが、よくよく内容を噛み砕くと、やはり相当な“ムチャ振り感”は否めない。そんな我々のせいにされても……ねえ? ネット掲示板でもすでにあった「音が聞こえるような設計にした店側の落ち度」という意見は、まさに正論だ。

 

とは言え、おそらくフランチャイズ契約で細々と営業しているはずの中堅コンビニのオーナーに、ブリブリ音防止のためだけに店内を全面改装するだけのリキがあるはずもない。この他人任せな「嘆願書貼り出し」のほか、現時点で考えられる現実的な対処法をいくつか挙げてみると、

 

(1)ブリブリ音を消音する(紛らわせる)機能をトイレに設置する

(2)「自然現象だからしょうがないよね…」というトイレ脇にいる客の「寛容の精神」を期待する

(3)客のトイレ使用を一切禁止とする

 

くらいしか私には思いつかない。どれもこれも、

 

(1)=誰かが大便をするたび、たとえばトイレ内からベートーベン(※便=ベンだけに)の第九とかが漏れ聞こえてきたら、それはそれで不気味

(2)=「寛容の精神」がないからこそ、この手のクレームが出てくる

(3)=我慢に我慢を重ねてようやく辿り着いたコンビニで「ウチはトイレ使用禁止なんで」とマニュアライズに告げられてしまった日には「お前ら店員用のトイレがあるだろ!」と殺意さえ抱いてしまう

 

……といったウィークポイント(?)があるのだが。

 

ただ、人の家(店)のトイレを借りているのに、あまりに奔放な排便をなすがままにするのは礼儀としていかがなものか……と、ちょっぴりは感じなくもない。「我慢に我慢を重ねてようやく辿り着いた」がゆえブリブリ音がセーブできないのはよくわかる。「しょせん店と客の関係は一期一会」と「旅の恥はかき捨て」的に気が大きくなることだってあるだろう。しかし、「貸してくださる」側への好意に対し、せめて「ブリブリ」を「プリプリ」に抑えようという謙虚さと羞恥の心くらいは、日本人として持ち合わせていても良いのではなかろーか?

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山田ゴメス

山田ゴメス

1962年大阪府生まれ B型。 ネットニュースパトローラー(※citrus限定肩書き。たまにスポーツ新聞や週刊誌も。略して「NNP」)。 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッショ...

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