ベッドインの回数が増える部屋の色って? あなどれない色の影響力!

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『色の力 消費行動から性的欲求まで、人を動かす色の使い方』(ジャン=ガブリエル・コース:著、吉田良子:訳/CCCメディアハウス)

人間が一番リラックスできる色は何色かご存じだろうか? たとえば、不眠に悩む人は、部屋の家具やベッドのシーツの色をこの色にすると、気持ちよく眠りに就けるようになるかもしれない。

 

その色とはズバリ、「」。

 

「副交感神経組織は短い波長の色(青や紫)に刺激される」らしく、つまりこれらの色は「身体の機能を活発にして、動脈圧を下げ、脈拍や呼吸数を減らす」。その結果、リラックス作用が期待される。

 

このように、「色」は人に「何らかの効果」を与えている。これは学術的に確かなことなのだ。

 

『色の力 消費行動から性的欲求まで、人を動かす色の使い方』(ジャン=ガブリエル・コース:著、吉田良子:訳/CCCメディアハウス)は、色が人に対して与えている「影響」について豊富な実例と共に記した一冊である。

 

カラーデザイナーの著者は「色の持つ力を知ることで、生活をよりよく変えることができる」と考え、本書を「色の持つ力を認識し」「(読者が)意図的に色を選んでくれるよう」になるための一助にしてほしいと願っている。

 

色の影響力の大小は個人差もあり、また青のシーツのベッドで寝たからといって劇的に眠りが深くなるわけではないので、実感はしづらいが、人が色に影響を受けていることは間違いない。

 

たとえば、パソコン画面の背景を「青」、または「赤」にした場合では、仕事の進み方に違いが出ることも、複数の研究者たちから結論が出ているという。長時間パソコンと向き合っている方なら、ぜひ実験してみてほしい。

 

★青の場合

単純作業がよくはかどる/創造力が高められる/創造性豊かなアイデアが浮かぶ/細部にまで注意が行き届かなくなる

 

★赤の場合

実用的で堅実なアイデアが浮かぶ/細部にまで注意が行き届くようになる

 

という効果がみられるそうだ。最近の調査では、「緑」にも創造力に影響を及ぼす効果があると指摘されている。仕事内容によって、画面背景を使い分けるのがベストだろう。

 

お次はプライベートにおける色の効果についてご紹介しよう。

 

「性交渉の回数と寝室の主調色(壁やシーツ、家具)との間には関係があるのか?」という調査がある。イギリスの大型雑貨店の調べでは、「モーブ」(薄く灰色がかった青)が1週間のベッドイン数「3.49回」と最も多く、お次に「赤」(3.18回)、引き離されて「白」(2.02回)、ベージュ(1.97回)、灰色(1.8回)という結果に。

 

セックスレスの悩みがある夫婦(恋人)の方は、寝室を「モーブ色」にしてみると、自然とお互いの気持ちが高まる可能性が大きい。

 

また、赤は「モテ色」と言える。「女性のヒッチハイカーが赤い服を着ていると、男性ドライバーが停まってくれる確率が2倍になる」「レストランのウェイトレスが赤い服を着ると、多額のチップをもらえる」などの調査結果も出ているそうだ(もちろん、女性の容姿の個人差もあるだろうけど……)。

 

とにかく、「赤」は男性にとって、より女性がセクシャルに見える色なので、「モテたい」女性は有効的に使ってみるのも手だろう。

 

色の力を知ることで、自分のライフスタイルをよりよくすることは簡単だ。

 

まずは、パソコンの背景画面から。

 

文=雨野裾

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