「#コンビニはエロ本を売らずにおむつを売れ」で考える子育てママとの共存について

話題

 


「日本を もっと、考える」をテーマに良質なコンテンツを提供することを旨とするWebマガジン『WEDGE Infinity』に『「#コンビニはエロ本を売らずにおむつを売れ」にみたフェミニストの憂鬱』というタイトルのコラムがあった。
 
私は、コンビニで堂々とエロ本を購入できるほど太い神経の持ち主ではないので、また、立ち読みしたくとも新手のSMグッズみたいな拘束具でガッチリ縛られていたりもするので、別にコンビニからエロ本が完全撤収されても日常生活にまったく支障はないのだけれど、タイトルがとても強かったので、なんとなく読んでみた。
 
3月の初旬、「#コンビニはエロ本を売らずにオムツを売れ」というハッシュタグが一時的にツイッター上であふれかえったのだという。
 
なかなかに殺伐とした物言い、かつ唐突な組み合わせであるが、このハッシュタグが立った背景にはそれなりの根拠(※抜粋すればかなり長くなるので、興味のある人は↑のリンクをクリックしてください)があるようで、要は「この過激な文言だけに過剰反応するのではなく、もっとそのプロセスを吟味してから議論しましょうよ」みたいなことを啓蒙する内容のコラムである……っぽい。
 
正直、このハッシュタグを巡る「フェミニストのスタンス」や「アンチフェミニストの反論」、そしてその双方の炎上バトルに私はあまり興味がないのだが、「(多くの)コンビニでおむつが売られていない」という事実には、単純におどろいた。
 
「ドラッグストアの安売りなどでまとめ買いする消費者が多く、一方コンビニでは場所を取られるわりには値段も安いし、ニーズも限定される」のが大まかな理由で、こういったジレンマを解消すべく、たとえばセブン-イレブンでは「少量パックのおむつ」を本部からの「推奨商品」としてリストに入れているらしい。
 
私には子どもがいないので、当然ながら、おむつを必要とする機会はまずない(熟年専用のおむつはあと数年もすればマストアイテムになってしまうのかもしれないが…?)。ゆえに、これまで「コンビニにはおむつが置いていない」なんてことはまったく知らなかった。知らなかったけど、コレは知っておいても損にはならない情報なのではないか? 決して綺麗事ではなく、子どもがいない私(ら)と、育児で日々苦労しているママさんやパパさんとの“円滑な共存”は、現在の社会生活を営むにあたって絶対に欠かせないテーマであるからだ。知ったからってコンビニの社長でもない私になにができるのかと言えば、なにもできないのだが、とりあえずは知っておくことが重要だと思う。
 
もう一つ、「あなたと一緒に“気になる”を解決する」ことを旨とするニュースサイト『Withnews』に『子連れママが電車で座らない訳 漫画に共感の声続々 作者「直感的に描かなきゃと」』というタイトルのコラムがあった。
 
作者が“子連れ”になって、はじめてわかった「(子どもがいないとき)不思議に感じていたこと」の理由を、実体験に基づき漫画で描いたものの一つを紹介する内容であるが、たしかに子連れのママさんが、電車のなかで席が空いているのに、あえて立っている姿はよく見かける光景で、そんなママさんに席を譲って、やんわりとお断りされてしまうのもよくある話だったりする。となれば、もちろん“譲った側”からすれば「チッ! せっかくの好意を無にしやがって」ってことにあるわけだが、“立っている側”からすれば「立ってガラス越しに電車を見せないと子どもが泣く」「立って抱っこしないと子どもが揺れで酔ってしまう」「座ると子どもが足を広げるので隣の人に迷惑をかけてしまう」……と、さまざまな事情があるらしい。
 
子どもがいない我々にとっては、どれもこれも目からウロコな「あるある」ばかりである。だからこそ、乱暴な文言のハッシュタグでも漫画でも表現法はなんでもいいから、わかりやすく“子育てにおいて生じる当たり前の苦労”をどうぞ遠慮なく、どんどん世に発信してもらいたい。

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山田ゴメス

山田ゴメス

1962年大阪府生まれ B型。 ネットニュースパトローラー(※citrus限定肩書き。たまにスポーツ新聞や週刊誌も。略して「NNP」)。 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッショ...

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