本当に使えるロープワーク4

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テントやタープを強く張るには、ロープワークロープの基礎知識の技術が必要。ここでは応用のきく4種を紹介します。
 

ロープの基礎知識
全体のうちで長く残るほうを「もと」、末端側を「さき」と呼ぶ。的確な位置に結び目を作れるよう、それぞれの長さに注意したい。
 

 

【巻き結び】
棒状のものに紐を結びたいときに活躍する結び。結びやすく、ほどきやすい。木と木の間にロープを渡す、といった場面に有効。

 

 

[1]巻きつけたいものの周囲の3倍以上の長さをさき側に残し、開始。

 

 

[2]ぐるりと1周巻く。もと側のロープの上にさき側がくるように。

 

 

[3]2周目を巻きつけ、1周目の輪の下をくぐらせて引きしぼる。

 

 

[4]2周したロープを上から押さえる形になれば巻き結びが完成。

 

 

 

【もやい結び】
片手でも結べ、作られた輪の大きさが力が加わっても変わらず、しかもほどきやすいことから「キングオブノット(結び)」と呼ばれる。

 

 

[1]結び目を作る場所を決めて、ちいさな一重の輪を作る。

 

 

[2]輪の交点はさき側のロープが上にくるように。下からさきを通す。

 

 

[3]もと側のロープの後ろ側をくぐらせて、もう一度、同じ輪に通す。

 

 

[4]輪からさきが抜けない長さまで通し、全体を引きしぼって完成。

 

 

 

【ダブルフィッシャーマンズノット】
2本のロープをつなぐときに使われるフィッシャーマンズノットをより強固にした結び。径が異なるロープを継いでも緩みづらい。

 

 

[1]2本のロープのさきを20cmほど重ね、片方をもう片方に巻く。

 

 

[2]2周目は1周目よりももと側に巻き、さきをできた輪に通す。

 

 

[3]引きしぼる前の状態。この形を崩さないように注意。

 

 

[4]引きしぼったあと。さきを結び目の外へ数cm出すとほどけにくい。

 

 

[5]2本のロープの天地をひっくり返して、[1]~[4]の作業を繰り返す。

 

 

[6]結び目の形が変わらないように注意しつつ、ふたつ目も引きしぼる。

 

 

[7]締めあげたあと、2本のロープのもと側へとロープを引く。

 

 

[8]完成図。片方の結び目の段差にもう片方の段差が収まるように。

 

 

 

【トラッカーズヒッチ】
滑車の原理を使って3倍の力でロープを引きしぼる結びの総称。タープの張綱を強く引いたり、車に積んだ荷物を固定するのに有効。

 

 

[1]ループを作りたい場所でロープを折り返し、手首をまわして3~4回ねじる。

 

 

[2]ねじれがとけないように注意しながら、ループのなかからさき側のロープをつまむ。

 

 

[3]ループからさき側のロープを引き、引きしぼってループを縮めて結び目をつくる。

 

 

[4]ロープのなかほどにループ付きの引きとけ結びができた。ほどけないように保持。

 

 

[5]さき側をフックなどにかけて折り返し、ループを通して引くと3倍の力で引ける。

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