納得!? 「嫌がられる料理男子」の9パターン

人間関係

 

「人は10年に一度くらいの確率で一生付き合える趣味や仕事に出会うことができる」というのが私の持論である。自身に例えれば、年齢1ケタ代は絵画、10代はテニス、20代はドラム、30代は文筆、40代は野球……といったところだろうか。そして、50代半ばの現時点で「もしかして一生付き合えるかも…」と、なんとなく予測できる趣味は「料理」だったりする。
 
料理と言っても、そこまで大層なものではなく、持ちネタ(持ちレシピ?)はせいぜい(冬でも夏でも)鍋料理・焼肉・ルクエ(=シリコンスチーマー)に気まぐれな食材をブチ込んだ創作メニュー……程度の、良く言えば「素材重視」、悪く言えば「工夫ゼロ」なシロモノばかりなんだけれど、時間さえあれば自宅に友人・仕事仲間・お目当ての女子などを招いては腕を振るい、本気かお世辞かはよくわからないが、一応「美味しい!」とのお褒めの言葉もいただいている。
 
そんな初老オヤジならではのささやかな幸福感を日々に見いだすため地道に“研究”を重ねる私に、いきなり冷水を浴びせかけるようなコラムをネット上で発見した。
 
タイトルは『意外にモテない?「料理好き男子」が嫌がられる理由9パターン』。発信元は「男女の本音を楽しみながら学べる恋愛情報サイト」を謳う、あのスゴレンだ(※なにが「あの」なのかは、賢明なるcitrus読者の皆さまなら阿吽の呼吸で察していただいたい!)。とりあえずは、その「9パターン」ってヤツをすべて列挙してみよう。
 
(1)「平飼いの鶏の有精卵じゃないと…」など、食材のこだわりが強くて面倒
(2)「カレールーを使う奴は邪道」など、自分のレシピこそ正義だと思い込んでいる
(3)「俺が育てた中華鍋」など、調理器具への愛着がいちいちウザい
(4)「俺が作ったほうがうまい」など、外で一緒に食事しても批判ばかりでつまらない
(5)「ニンニクと言えば…」など、うんちく語りが止まらない
(6)「どう?うまいでしょ?」など、ドヤ顔でしつこく賛辞を要求する
(7)「君のために腕を振るうよ」など、料理でモテようとする姿勢があざとい
(8)「料理ができない子は論外」など、料理が苦手な女性を下に見ていそう
(9)「明らかに乳化不足だな」など、女性の手料理に上から目線でアドバイスする

 
「実例がコアすぎて、かえって身近さに欠けるのでは?」「(1)(2)(3)(5)は『食材や用具へのこだわりが強すぎてウザい』と一つにまとめられるのでは?」……と、ツッコミどころはいくつかなくもないんだが、「ああ、私も気をつけねば…」と思わず自戒を促されるアドバイスも2、3ほどはなくもない。
 
まず、私はカレーをつくるならカレールーを使うし、鍋も新調するのが面倒という理由で結果的に「育っている」だけなので、そこらへんは大丈夫。食材のうんちくを語るほどの知識もないし、外食中“料理のプロ”に向かって「俺がつくったほうが美味い」と断言できるほどの自信家でもないので、ここらへんもまあ“クリア”だろう。あと、先ほども言ったとおり、私の料理は本当に大雑把ゆえ、女性に対し料理に関してつべこべ言うこともまずあり得ない。
 
ただ、(6)の「しつこく賛辞を要求する」あたりは、少々心配だったりする。さすがに「ドヤ顔」まではしていない(だろう)が、「どう?うまいでしょ?」を強要するオーラくらいは下手すりゃぷんぷん漂わせてるような気もする。
 
(7)の「料理でモテようとする姿勢」、イコール「野心」という名の下心だって、恥ずかしながら確実にある。それを「あざとい」とするなら「あざとくてすみません」と素直に詫びるしかしょうがない。極論、その「あざとさ」を隠すため、私はたとえ相手が“男子だけ”の場合でも、積極的に料理を振るまっていると言っても過言ではない。むしろ、そういう“大人の姑息さ”を「可愛い」と捉えていただければありがたい……みたいなお話でした。けっこう役に立つじゃないか、スゴレン!
 

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山田ゴメス

山田ゴメス

1962年大阪府生まれ B型。 ネットニュースパトローラー(※citrus限定肩書き。たまにスポーツ新聞や週刊誌も。略して「NNP」)。 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッショ...

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