知られていない! 飛行機の中で飲むべき水分の量

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知られていない! 飛行機の中で飲むべき水分の量

■CAも実践する機内での水分補給のポイント

飛行機の中は特殊な環境。水分補給ひとつにしてもちょっとした知識とコツが必要です。

 

機内での乾燥対策や睡眠対策などを意識している方は多いかもしれませんが、水分の取り方までしっかり意識できている方は少ないように見受けられます。

 

ここでは1回のフライトでどのくらい水分を取れば良いか、効率的な水分補給の方法など、CAも実践する機内での水分の取り方のポイントについて詳しくご紹介いたします。

 

■1日に何リットルくらい水分を摂取していますか?

普段の生活の中で私たちが1日に必要な水分量は2~3リットル、そのうち飲料水から摂取する分は1~1.5リットルと言われています。

 

実際に自分で1日何リットルくらいの水分を摂取しているか把握されていますか。何気なく飲んでいて1日どのくらい飲んでいるか見当もつかないという方も多いのではないでしょうか。

 

500mlのペットボトル1本と、200mlのカップに5杯ほど水を飲んだから1.5リットルくらいかな、というようにまずは普段の水分補給を見直してみることをおすすめいたします。

 

■1回のフライトでお水は何リットル飲めばいい?

そして本題の、機内での水分補給について。ご存知の通り、機内は地上よりも格段に乾燥しています。湿度20%以下、長距離路線では10%以下という極度の乾燥状態になることも。

 

そんな環境では呼吸をするたびどんどん水分が奪われていってしまうほど。通常と同じ量を飲んでいたのではとても足りません。

 

よく「機内ではお手洗いに行かないようになるべく水分をとらないようにしている」という方もいらっしゃいますが、代謝が悪くなりエコノミークラス症候群にも繋がってしまうので絶対にNG。普段以上に水分をとるように心がけましょう。

 

ではいったいどのくらい水分を摂取すればよいのでしょうか? 一般的には、なんと10時間程度のフライトで最低およそ2リットルは必要と言われています。

 

さらに、この場合の水分とは純粋なお水のこと。アルコール類やコーヒー、紅茶などカフェインの含まれるものは体内の水分を排出し、逆に水分を奪ってしまうのでこの中に含めません。

 

 

■機内で出される水分だけでは足りない!?

ここで実際にフライト中にどのくらい水分をとっているか考えてみましょう。

 

機内でペットボトルの水が配られることがよくありますが、基本的には500mlのもの1本です。また、フライト中に飲むドリンクはお食事中にアルコール類やお茶、食後のコーヒー・紅茶など体内の水分を奪ってしまうものが多いですよね。

 

そうなると、純粋な水については配られたペットボトルの水たった500ml分しか摂取していない!ということになってしまいます。

 

■機内にはペットボトルの水を持ち込んで!

そうなると残り1.5リットル分は自主的に摂取しなければなりません。機内のコップ1杯150mlとして10杯は飲まなければならない計算になります。

 

そんなに何度も頼むのも大変ですし、好きなタイミングで飲めるように機内には自分でペットボトルの水を持ち込むことをおすすめします(国際線の場合は手荷物検査を通過してから購入してくださいね!)。

 

でもだからと言ってただやみくもに飲めばいいというわけではありません。続いてはCAも実際に行っている効率的な水の飲み方のポイントについてお伝えします。

 

 

■ポイント1:常温の水を飲む

まず1つ目のポイントは常温の水を飲むこと。

 

水を飲むことは大切ですが、冷たい水は身体を冷やしてしまうため血行不良や冷えにつながってしまうので要注意。

 

しかし機内の飲み物は品質管理上、冷蔵庫で冷やしてある場合がほとんどです。その点でも自分でペットボトルの水を持ち込むことをおすすめします。CAも機内の冷えた水を飲むときには、お湯を加えるなど温かくして飲む工夫をしています。

 

■ポイント2:少しずつちびちび飲む

2つ目のポイントはこまめに少しずつ飲むこと。

 

体内で一度に吸収できる水分量には限度があり、一気にたくさん飲みすぎると身体に負担がかかってしまいます。コップ1杯の水を何度にも分けてちびちびと飲むのがおすすめです。

 

CAもGLY(ギャレイ=機内のキッチン)に入るたびに少しずつ飲むのが習慣になっています。航空会社によっては先輩がGLYに入ってくるとカップに水を注いで渡すのが後輩の仕事というところもあるほどです。

 

いかがでしたでしょうか。

 

内側からたっぷり水分を補給してあげることで、血液もさらさらに巡りが良くなり、お肌の潤いにも繋がります。この水分補給術を実践したことで、機内で保湿クリームがいらないほどお肌が潤っていたという体験談もあるほど。次回のフライトではぜひ水分補給を意識的に行ってみてください。

 

[執筆者:清水 裕美子

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