駐車監視員はなぜ的外れな場所の駐禁ばかり取り締まるのか

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citrus 杉本 智則

駐車監視員はなぜ的外れな場所の駐禁ばかり取り締まるのか

愛犬の散歩をしていると、駐禁の取り締まりをしている2人とすれ違い、このような会話を耳にしました。

 

「取り締まるべき場所は、駐禁が常態化していない場所を確実に潰すことがコツ。我々が歩いているだけで抑止力になり、駐禁が減れば、それは我々の手柄云々を超えて成果があったということ。駐禁が常態化している場所では、誰かを取り締まったところで、別の誰かがすぐに駐車するので、あまり取り締まりの意味がない。これはもう規則制定の問題」

 

まず、駐禁が常態化していないエリアについて、最近、道路が綺麗だと感じます。これが駐車監視員の方々の努力の賜物であるならば、素直に感謝したいと思います。

 

逆に、常態化しているエリアをあまり取り締まらないとの発言について、確かに努力に見合った成果は得にくく、取り締まられた側としても、不平等の問題があるでしょう。

 

 

しかし、何をもって駐禁違反が常態化しているか、中途半端に頑張ると平等違反の問題を生じるかどうかは、データ収集のうえ、担当機関が決めることで、個人が決めることではありません。

 

おそらく、前述の会話の主は、方針を決める権限は有しておらず、自分なりの試行錯誤の結果を述べたもので、結論も著しくおかしなものではありませんが、いささか市民に誤解を与える発言であるように思います。

 

駐禁については、多くの場所で取り締まりの成果があがっていますが、繁華街の中心部など、駐禁が常態化しているエリアについては、何ら進展がありません。

 

それが、監視員の懈怠によるものか、ルールを厳しくしなければ変わらないものなのか、比較的早急に検証が必要ではないかと感じます。

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杉本 智則

高校時代数学五輪日本代表候補。 高校1年から放課後は京大理学部の授業へ。 京大理学部現役合格後、受け直しで東大法学部(文科Ⅰ類)に再入学。 下級生時は体育会アメリカンフットボール部で活躍後、2002年に司法試験最終合格。 法律事務所勤務、任期付公務員などをする傍ら、JCI活動にも精力的に取り組み、2012年度には、公益社団法人日本青年会議所の国際グループのスタッフとして、日露学生交流事業を作り上げました。 何にでも興味を持つ、幅広い素養と、一度決めたことはやめない「継続力」が自慢です。

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