ピカピカの1年生に乗ろうか!──マツダ「ロードスター」のレストア事業開始!

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世界中のファンに朗報。生産中止になって19年を迎える来年、初代マツダ・ロードスターのレストア事業をメーカー自身が始めるという。その狙いとは?
 

 

Eunos Roadster(NA) 1989年5月にアメリカで、9月に日本国内で発売された、ライトウェイトオープンスポーツ。翌年には全世界で9万台を超えるセールスを記録する大ヒットに。

 

 

■サービス開始は2017年後半!

 

マツダが初代=NA型ロードスターの「レストアサービス」を始める……らしい。現時点でいわれているのは「正式に検討を開始」のところまで。実現した場合、「具体的なサービス開始時期は2017年後半を予定」。NA型が日本で発売されたのは1989(平成元)年。メーカーによる補修部品供給のシバリは日本の場合、生産中止後10年間だから、それすらもとっくの昔である。

 

古いクルマのパーツ供給に関して、日本車は厳しい。メーカーのサポートが薄い。古い個体の現役率が高くアツいオーナーも多いロードスターならではのこととはいえ、メーカー自らによるレストアサービスが現実のものとなったら快挙だ。同サービスの目的に関してマツダいわくは、「オリジナルに戻すことを価値とし、多くのファンがいる古い車を復元することで、古い車を文化的資産として大切にするような車文化を日本に育むということ。お客様のニーズや声に真摯に応えることで、初代ロードスターを乗り続けていただいているお客様と強い絆が構築できること」。なるほど。

 

海外ブランドでいうと、たとえばフェラーリやポルシェが古い自社製品の修理やレストアのサービスをやっている。フェラーリ・クラシケとポルシェ・クラシック。ジャガー・ランドローバーも、「2017年1月オープン予定」でクラシック部門を開設する。過去を大事にすることは、ブランド価値の維持、さらには向上という狙いは当然あるはずだが、もちろんそこは商売も。

 

「やる以上は、ちゃんとレストアサービスで利益を上げられることが前提です。でないと続けていけません。続けていけなかったら、それはお客様に対して不誠実ですよね」とは、NDロードスター開発主査、中山雅さんの弁。レストアにあたって必要なパーツとして、幌などのほかにタイヤも「復元し、供給の予定」というから楽しみである。

 

 

文・森 慶太
Illustration・Koji Toyama

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