なぜそっとしておいてあげられない? 傷ついた人を批判するネット民と、海老蔵の冷静な対応力

エンタメ

今日は、本音を言えば「あまり触れたくなかった案件」について、あえて触れさせていただく。

 

海老蔵ネタである。

 

6月22日にフリーアナウンサーの小林麻央さんが亡くなった後の、夫・市川海老蔵(39)の“とある行動”が、ちょっとした騒ぎになっている……らしい。発端となったのはコレ。6月28日15時ごろ、ネットの某掲示板上にアップされた以下のような書き込みであった。

 

「昨日ディズニー(ランド)で見かけましたが、海老蔵さん、(小林)麻耶さん、れいかちゃん、かんげんくん、お付きの男性の五人でいました。 かんげんくんはベビーカーに乗っていてお付きの人が押していました。 海老蔵と麻耶さんが仲良く話していましたよ」

 

そんなこといちいちネットでチクってんじゃねえよ……的な不快感は正直言って、まずある。が、そこらへんはまあいい。ところがこの“密告”に、また、6月27日19時ごろ海老蔵自身のブログに「今日は稽古うまくできたので」という題名で更新された、

 

「今日は2人の願いを叶えました。すこし遊びに、子供達が笑顔になる事が今の私達の幸せです。」

 

……なる文面に対し、同掲示板では、

 

「喪があけないうちからディズニーランドとか、あり得ないから・・・」

「ディズニー、本当なのか・・ ドン引きだわ」

 

……など、海老蔵への批判的な声が少なからず書き込まれているというのだ。

一方で、

 

「不謹慎だから控えるべきっていつまで控えればいいんだよ....」

「と言うか、妻を亡くして間もない人を良く叩けるよなぁ...って。子供を気遣ってのことだろうに......。」

 

……といった“海老蔵批判”への反論も多く寄せられているとも聞く。

 

さて。いかがなもんだろう? 私は、この件に関しては全面的に海老蔵を擁護したい。「不謹慎だからって、いつまで控えればいいんだよ!」そのとおりである。喪のあけていない人がホンのひとときだけでもその苦難から逃れるため、ディズニーランドで「楽しむ」ことが、そこまで悪いことなのか? お子さんがいるなら尚更ではないか。最愛の妻を亡くした絶望感は本人にしかわからないのだから、その崩壊しかかったマインドをどうコントロールしていくか、“気分転換”の仕方は本人の自由──それこそ、そっとしておいてあげるべきじゃないのか?

 

ブログ更新の頻度が高すぎる点も批判の対象となっているが、たしかに頻繁すぎるとは思う。私なら“最愛の人”を失った場合、その心情を“外”に向けて公開したくはないし、そういう発想にすら到らないだろう。しかし、私のこういう一種の“瘦せ我慢”は、あくまで私個人の美意識であり、それを他人に押しつけるほど自信家でもない。海老蔵本人もブログ内で

 

「私は今こころの頼りはこうしてブログでも皆様も繋がっている事も私の支えになっています。」

「(ブログを)更新しすぎという意見もあるとか、確かにその通りです。ごめんなさい。御理解してくださいとは言いません。居ても立っても居られないとき、私はブログが1つの支えになっています。」

 

……と綴っている。「悲しみへの立ち向かい方」は人それぞれなのだから、それはそれでかまわないと思う。

 

ただ、“傷心を発散する場”として、こんなにもすがりきって、ここまで明け透けな自分を吐露しているブログなのに、ディズニーランドへ行ったことをわざわざ「すこし遊び」と濁すのはなぜだろう? やはり「あり得ない」だとか「不謹慎」だとかのバッシングが怖かったのか? だとすれば「きちんと言い回しを選ぶだけの余裕はある」という穿った見方も可能なわけで、「海老蔵、あんがい冷静じゃん……」とも感じてしまうのは、はたして私だけであろうか?

 

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山田ゴメス

山田ゴメス

1962年大阪府生まれ B型。 ネットニュースパトローラー(※citrus限定肩書き。たまにスポーツ新聞や週刊誌も。略して「NNP」)。 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッショ...

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