見た目はシュール、効果のほどは…最先端の「個室で婚活」は意外にいいかも

人間関係

「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです」とまでゼクシィに言わせざるを得なくなったこの人口減少社会。今後も激しく人口減少しそうな国として、世界中から注目を受けるなか、出会ってデートして恋愛してプロポーズして結婚してってのは、もはや時代遅れの行為なのでしょうか。

 

 

■もはや近未来映画のような個室ボックスの林立

 

確かに私たち結婚式業界でも政府の人口減統計発表に目を光らせながら、産業として衰退していくことを防ぐべく、日夜そのクオリティ向上や盛大な披露宴実施の啓蒙など、涙ぐましい努力を続けています。一方で出会いに関する需要は通常恋愛の衰退とともに伸び続け、婚活に関する産業も多様化しながら拡大してきています。お見合いや婚活パーティはもちろん、SNSでの出会い、習い事や趣味にの共通性に特化した出会い、体型縛りの出会いなど、思いつく限りの切り口が用意されています。

 

そんななか、あのNHKが「白い秘密の婚活ルーム」と言う業態をドキュメンタリーとして、圧巻の存在感を放ちながら特集しました。「個室パーティ型婚活」というすでに怪しげな響きのあるシステムから紐解かなければなりませんが、簡単にパーテートされた個室的空間に事前に女性がそれぞれ配置につき、ヒアリングシートに記入をした男性が、一定の時間とともに移動をしながら順次出会っていくというシステムです。

 

よく大きな病院にいくと問診票を記入後にまずは血液検査から生体検査、そしてレントゲンへと渡り歩いていくあの感じに近いでしょう。とはいえそれぞれのブースに結婚予備軍の独身女性がはんなりと座ってるワケですから、病院とは大違い。期待に胸を膨らませながら次はどうよとばかりに移動していく自分を想像してしまうのは既婚だからでしょうか。とにかく、なんともいえないシュールな行為が続くわけです。

 

巨大な事務所然としたビルのスペースに、おびただしい数の真っ白い個室ボックスが林立し、健康診断よろしく移動していくのです。もはや近未来映画ではないでしょうか。DNAデータだってひょっとしたら書き込まれているかもしれませんし、将来の重病発症率まで出ているかもしれませんし、血液やおしっこを保存しないと宇宙飛行士にもなれないかもしれません。まさしく種の保存のために私たち日本人は、ここまで進化してしまったのでしょうか。

 

 

■マンツーマンのほうが自分を発揮できる!?

 

とはいえ、そのシステムも考えようによっては、衆目のもと煩わしい団体でのトークタイムや番号札付けて一生懸命自己アピールしたり、カップリングされなかったときの無力感をさらけ出すことからは、間違いなく解放されます。

 

そして、カラオケだっておひとり様があるように、つねにマンツーマンなら本来の自分が発揮しやすいかもしれません。なにしろ、まったくなんにもしないでいるよりは、百倍出会いの可能性が生まれます。地球上のあらゆる生命も進化の過程でその求愛方法を変えてきたことでしょう。ということで、白い部屋、独身の方は覗いてみてはいかがでしょうか。いまこそ独身の特権を活かして!

 

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橋本明彦

橋本明彦

1963年東京生まれ。明治学院大学卒。外資ホテルやラグジュアリーブランドのウエディングコンサル会社運営とともに、恋愛や結婚にまつわるライフスタイルのコラムを執筆。All Aboutの恋愛・結婚ガイドを担当。著書に...

橋本明彦のプロフィール
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