まずいは誤解! 残暑においしい氷入りビール「オン・ザ・ロック・ビール」の上手な作り方

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まずいは誤解! 残暑においしい氷入りビール「オン・ザ・ロック・ビール」の上手な作り方

お盆が過ぎた。でも暑さはまだまだ厳しい。冷たいビールは残暑を乗り切る強い味方だ。仕事を終えた後の仲間との乾杯ビール、満員電車に揺られ汗だくで帰ってきた我が家での一杯、お風呂あがりのご褒美ビール、どれもシアワセを与えてくれる。

 

だけど、もっともっと冷た~いのが飲みたいというときには「ビールのオン・ザ・ロック」だ。

 

ビールに氷を入れて飲むなんてありえないとおっしゃるあなたは、きっと無類のビール愛好家だろう。氷など入れたら、「水っぽくなる」、「コクがなくなる」、「麦芽の香ばしさがなくなる」、「旨味が感じられなくなる」、「苦味が増す」、「酸っぱくなる」、「味わいのバランスを崩す」、とおっしゃるだろう。

 

だけど……。暑いとき実のところ「濃厚なコクや旨味」より「爽快さ」「冷たさ」「軽快さ」が心地いいもの。冷たくすることでより強くなる「苦味」や「酸味」は、見方を変えれば、暑さを吹き飛ばしてくれる刺激になる。氷が溶け水っぽくなるのは、たしかにその通り。でも、水っぽくならないで冷たさや爽快さのみをプラスする、おいしいオン・ザ・ロック・ビールの作り方がある。

 

■おいしいオン・ザ・ロック・ビールの作り方&飲み方

 

ポイントはたったの3つ。

 

1.小ぶりのグラスにする
2.氷が最初。氷はグラスから溢れるくらいたっぷり入れる
3.ビールを注いで泡が盛り上がってきても、慌てずゆっくりたっぷり注ぐ

 

小ぶりのグラスだと氷がとける前に飲みきることができる。大ぶりグラスだと飲んでいるうちに本当に水っぽくなるのでお勧めしない。氷を最初に入れそこにビールを注ぐ。逆にビールに少しずつ氷を入れると氷が溶けやすく冷えないうえに水っぽくなる。氷があるので通常よりも泡がたくさん出るが、注いだら一呼吸おく。その後泡が落ち着くまで慌てずゆっくり静かに注ぐ。

 

泡が落ち着いたところでおもむろにゴクゴクプハ~ッ。これで、ヒンヤリ爽快、でもなめらかな泡とビールならではの軽いコクも一緒に楽しめる。飲み終わった後にグラスに氷がぶつかってカラリと音をたてるさまも、涼しげなことこの上ない。

 

 

 

オン・ザ・ロック・ビールのメリットはこんなにある。

 

・ 氷で0度近くまで温度が下がるので、飲んだ瞬間、体がひやっとなり冷房要らず!

 

・ 強い炭酸がソフトになる!(私が、オン・ザ・ロック・ビールを好きな一番の理由がコレ)

 

・ アルコールが下がり、飲みやすい、酔いにくい、健康的!

 

・ 考えてみれば、これビールのハイボールじゃん! ウイスキー・ハイボールのようにレモンピールやレモンの輪切りを入れても爽快さアップ。

 

 

■冷えていないビールでもOK
本来、ビールのオン・ザ・ロックは、氷が溶けることを考慮して濃厚なタイプやアルコール高めのタイプ向き。数年前の夏、大手メーカーや地ビールメーカーからオン・ザ・ロック向きビールが続々発売されたが、中身はいずれも濃厚&高アルコールタイプだった。

 

しかし、ごく普通のビールでもなんらかまわない。いや、発泡酒でも、いやいや、第3のビールでも結構。黒ビールだって白ビールだってもちろんOK。ましてやフルーツビールだと「あれ、これ、もともとオン・ザ・ロックで飲むのが本当じゃない」と思うほどおいしく飲める。

 

それに、買ってきたばかりの冷えていないビールやアウトドアで冷やせないなどというときにも、オン・ザ・ロックはお勧めなのだ。冷えていないビールをオン・ザ・ロックにするときは、グラスに氷を入れたら、すぐには注がないで、グラスがしっかり冷えるのを待ってから注ごう。氷が解けて水気が出てきたら捨ててから注ぐ。いきなりそのままドボドボ注ぐより、いくぶんビールの冷えが早まるはずだから。ちょっとした気遣いで、お酒は何倍もおいしくなるもの。

 

残暑を乗り切るオン・ザ・ロック・ビール。ぜひトライしてみて。

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ソムリエ/ トータル飲料コンサルタント

友田晶子

一般社団日本のSAKEとWINEを愛する女性の会(通称:SAKE女の会)代表理事、トータル飲料コンサルタント (日本酒・焼酎・ワイン・ビール・カクテルなどお酒と食に関する専門家)、ソムリエ/日本酒きき酒師/焼酎きき酒...

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