的中率は約8割!お盆ドライブの唯一の対策は「渋滞予測カレンダー」を事前に見ること

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もうすぐお盆休みだ。お盆の高速道路といえば渋滞するものと決まっているが、それでもクルマで出かける人も多いだろう。そこで、お盆にクルマで出かける際の超基本的なコツをお伝えしておこう。

 

TK Kurikawa / Shutterstock.com

 

お盆ドライブのコツはただひとつ。事前に「渋滞予測カレンダー」を見ておくことである。渋滞予測カレンダーとは、日本全国の高速道路について、過去の交通集中渋滞データをもとにした渋滞予測情報。約8割の的中率といわれている。要は天気予報のようなものだ。必ずしも当たるわけではないが、概ね当たると考えていい。レジャーに出かける際に、天気予報を見ない人はあまりいないと思うが、この渋滞予測カレンダーを見ない人は珍しくない。つまり、見ておくだけである程度「勝利」である。

 

私は渋滞研究家なので、いろいろなメディアから毎年決まって「渋滞回避の方法はないですか?」と、バカの一つ覚えのように聞かれるが、回避の方法はただひとつ。「渋滞予測カレンダーを見て、渋滞が予測されていない時間帯に出発する」。これだけである。これ以外にない。なぜなら、高速の渋滞時、渋滞していない道に迂回してスイスイ走るなんてことは不可能だからだ。高速道路が渋滞している時は、並行する一般道もほぼ確実に込んでいる。下道のほうが高速よりも時間がかかる確率は、概ね9割と考えていい。つまり、渋滞している時間帯に出発したら最後、渋滞を避ける方法はない。

 

と言っても、渋滞が予測されていない時間帯にこだわると、レジャーが成立しなかったりする。たとえば、渋滞のピークと予測されている8月13日(土)から、1泊2日でどこかに出かけるとしよう。渋滞を避けるためには、東京を13日の午後2時くらいに出発し、翌14日の午前中に現地を出発すればいい。こうすれば、ほぼ完全に渋滞を避けられる。ただし、遊ぶ時間がなくなる。現地に夕方くらいに到着して、ご飯を食べて寝て、朝食食べて出発。それってレジャーなの? ということになってしまう。

 

 

■「渋滞長」より「所用時間」を見るべし

 

つまり、お盆に出かけるという時点でもう、渋滞に突入することは覚悟すべきなのだ。ではなぜ渋滞予測カレンダーを見ておくべきなのか? 心構えのためである。「うわー混んでる~」と、「やっぱり混んでるか……」とでは、精神的ストレスが違ってくる。覚悟の上で突入したほうが気持ちがラク。ただそれだけだ。渋滞最大のマイナスは、精神的ストレス。それを軽減するために最大限の準備をすべし。そういうことだ。

 

で、覚悟の突入を敢行した場合、どれくらいの苦行が待っているのか? それも渋滞予測カレンダーに記してある。予想渋滞長と予想所要時間である。この場合重視すべきは、渋滞長よりも所要時間のほうだ。マスコミは「渋滞長」のほうしか報道しない。「東名高速道路大和トンネルを先頭に50キロの渋滞です」など。それを聞けば誰しも「うわ~、やっぱ地獄だね~」と思うだろう。

 

では所要時間を見てみよう。

 

8月13日(土)、東名下り線で予測されている最大の渋滞は、「伊勢原BS停を先頭に35キロ」だが、予想所要時間は「1時間24分」となっている。「え? そんなもん? ウソでしょ~?」。事実なのである。現在の渋滞はそんなもんだ。今年のお盆、通過に2時間以上が予測されている渋滞は数回しかない。なぜなら、現在の自然渋滞は平均時速25キロくらいで流れるからだ。これは長年の渋滞対策(付加車線の設置など)の成果である。精神的ストレスも大したことはない。「1時間半くらいなら、突入しちゃおっか!?」そう思えて来ないだろうか?

 

実は、お盆などの交通集中期、渋滞のピーク時に渋滞に突入するのは意外と楽しい。なぜなら、世間の話題の中心にいるような気分になれるからだ。上空にはヘリが飛び、テレビでもラジオでも自分たちのことを報道している。サービスエリアに美人女子アナがレポートのために待機していることもある。ほとんどスター気分である。

 

今年の夏は、思い切り渋滞にハマッてみよう! そんな気分になって来ないか?

 

次回は、出発直前の注意点を伝授しよう。

 

(文・清水草一)

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