「ゴール」が自分に近づいてきてくれる? アスリートが目標達成するために実践する「ログ」術

ライフハック

 

「怒り」は目に見えません。だからコントロールしにくいのですが、文字にし、「見える化」することによってコントロールしやすくするという手法が「アンガーログ」(ログ=書くこと)です。

 

他に「ハッピーログ」や「サクセスログ」などを併用すると、自分の感情がさらに理解できるのですが、今回は別の角度から「ログ」を取り上げたいと思います。ゴール(目標)達成には最適ですので、ぜひとも試してみてください。

 

 

■メダル獲得を運命づけられて…

 

ロンドンオリンピックで銀メダルを獲得し、リオ五輪では銅メダルに輝いた三宅宏美という女子重量挙げ選手のエピソードをご紹介しましょう。

 

彼女の父・義行氏はメキシコ五輪で銅メダル、伯父の義信氏は東京とメキシコ五輪で金メダルを獲得しています。そのため、三宅には“オリンピックに出てメダルを獲得すること”が運命付けられてしまいました。ところが、本人はイヤでイヤでたまりません。女の子です。背も伸びなくなるし、筋骨隆々になってしまう。その彼女が、好きなピアノと軟式テニスをやめ、重量挙げの世界に入ったキッカケは、中学3年生の時に見たシドニーオリンピックに感動し、「あの舞台に立ちたい」と思ったことでした。

 

そこで彼女が取り入れたのが、イメージトレーニングと「ログ」です。まず、重量挙げ選手として成功する、オリンピックに出場する、メダルを獲ることを具体的にイメージします。すでに表彰台に立ってガッツポーズを取っている自分をイメージします。そこから逆算して、ではそのために何が足りないかを考え、あとはそれを毎日コツコツとやっていくだけ。その足らないものを課題として、ノートに書いて、終わったら「レ点」を入れていく。

 

 

■ゴールが自分に近づいてきてくれる?

 

これこそ「ログ」です。課題をノートに書くことでやらなければいけないことを明確にし、「レ点」を入れることで達成感を持ち、翌日につなげていく。しかも、彼女の信条は「今日できないものは明日もできない」。決して先延ばしにしないことでオリンピアンになり、メダリストになれたのです。

 

やり方は簡単です。身近なゴール(目標)を具体的に設定してください。今年中、1年後、期間はいつでも構いません。重要なのは、その目標をすでに達成している自分をイメージすること。そして、そこから逆算し、今日やらなければいけない課題をノートに書き、終わったら「レ点」を入れてください。これを毎日繰り返すと、ゴール(目標)の方からあなたへ近づいて来てくれます。

この記事が気に入ったらいいね!しよう

citrusの人気記事をお届けします

SNSで記事をシェア

スポーツジャーナリスト

瀬戸口仁

1960年2月25日、東京生まれ。サンケイスポーツ新聞社でプロ野球を11年間担当。独立して1993年に渡米し、ニューヨークを拠点に13年間、メジャーリーグ、とくに日本人メジャーリーガーを取材。日本の新聞、雑誌、サイ...

瀬戸口仁のプロフィール&記事一覧
ページトップ