慣れればカンタン!料理を撮るには"半逆光"で ーiPhone撮影術③ 料理編

ライフハック

&GP

 

簡単そうに見えて意外と難しい料理撮影。人物撮影と違い、どこにピントを合わせていいのか、分かりにくいですよね。本当はとても美味しそうなビジュアルの料理なのに、写真で撮ったらイマイチ……なんて経験もあるのでは。料理の魅力が伝わる写真を撮るには、ちょっとしたコツやテクニックが必要になってきます。今回は料理を美味しそうに撮影するテクニックを紹介します。

 

料理は自然光(太陽の光)の下で撮影すると明るく自然な色合いが表現でき、美味しく写せます。とはいえ、テラス席やバーベキューといった場合を除けば、室内での食事が多いはず。お店など室内で料理撮影するなら、なるべく自然光が入りやすい窓際の席を選びましょう。

 

 

【ポイント1】逆光・半逆光で撮影する

 

手前のドリンクには透明感もよく分かり、また気泡が出ているので美味しそうに見える

料理を美味しく見せるには、今にも「ジュージュー」と肉を焼いている音が聞こえそうな写真や、表面に水滴が付き、みずみずしさが溢れる野菜の写真など、一目見ただけで「美味しそう」「食べたい」と思わせる“シズル感”が大事になります。そのシズル感が出やすい光が「逆光」です。

 

【人物編】でも光について紹介しましたが、人物撮影の時は顔が暗くならないように「順光」を選びます。ですが料理撮影の際は、料理に影がつき立体感が生まれ、より美味しそうに写せる「逆光(もしくは半逆光)」を選びましょう。

 

「逆光」は、太陽と向かい合って写真を撮っている状態で、光は被写体の後ろからさします。「半逆光」は、光が被写体の斜め後ろ45°からさしている状態です。半逆光で撮影すると被写体の奥が明るく写り、被写体が立体的に見えるようになります。またグラスに入った飲み物も、逆光もしくは半逆光で撮影すれば光が液体を透過してみずみずしさが引き立ち、“透明感”を表現でき、美味しそうに写せます。

 

光が抜けてないので、透明感が分かり辛い

 

 

【ポイント2】集合写真は縦イチ!

 

縦で撮った写真。余計なものも写さず、また縦で撮影したことで奥行きもわかる

テーブルに沢山の料理の皿が並んだら、ついつい撮影したくなりますよね。ですが、縦で撮るか横で撮るかで悩みませんか? オススメは縦での撮影です。横構図だと料理にボリューム感が出ず、のっぺりとした写真になってしまいます。構図を縦にすることで、奥行きが生まれ、表情豊かな写真が撮れます。

 

テーブルに余計なものが写り過ぎてるのと、どの料理がメインなのかもわからない

また、余計なものを映さないことも重要です。飲食店だと紙ナプキンや伝票がテーブルに置いてある場合がありますが、撮影する際は端に寄せるなどして写真に写り込まないように気をつけましょう。

 

 

【ポイント3】美味しそうに見える角度を探す

 

パスタの具材にも光が当たって、料理全体にツヤが現れている

料理を撮影する際は、どの食材が主役で、どの角度から撮影するのが最も美味しそう見えるか、光を確認しながらお皿を回してベストポジションを探しましょう。ベストは、料理が光を反射している場所です。ツヤやテリが料理に現れ“シズル感”が出てきます。

 

また、お皿が歪まないように「ちょっとズーム」も! 【風景編】でも紹介しましたが、iPhoneのカメラは広角レンズになっているため、そのまま撮影するとどうしても被写体が歪みます。お皿、特に四角いものは歪みが出やすいので、撮影する際は「ちょっとズーム」も忘れずに。

 

 

【ポイント4】お皿の一部を切り落とす

 

本来は丸いお皿だが端を画面から外し、具材をアップで写したことで、ボリューム感が伝わる

料理の質感を表現するには、素材に寄って撮るのがポイントです。料理全体を写そうとするとボリューム感を出しづらいので、撮影する際は美味しそうに見せたい部分にピントを合わせ、近づいて撮りましょう。また、大きな器に入った料理を撮影する時は、お皿全体を写さず一部を切り取って撮影することで、ボリューム感を表現できます。

 

 

【ポイント5】俯瞰で撮影しておしゃれに見せる

 

盛り付け具合がわかるが一方向しか見えない上、あまりおしゃれではない。

綺麗な“円”を描いたピザやお皿に綺麗に盛り付けられたサラダ、可愛い食器に入ったパフェなどは横からではなく、俯瞰(真上から)で撮影してみてはいかがでしょうか。上の写真でもわかるように、横からの撮影ではパフェのボリューム感は出せますが、せっかく可愛く盛り付けられたパフェの良さが消えています。

 

パフェを俯瞰で撮った写真。パフェの盛り付け具合がよくわかる

俯瞰で撮った写真は、横から撮影した写真と比べ盛り付け全体像がはっきりと分かり、おしゃれに見えますよね。ボリューム感を出すより、ちょっとおしゃれに撮りたい時は俯瞰から撮影してみてください。

 

美味しそうな料理が目の前に並べば、写真に撮ってその感動をみんなにシェアしたくなります。ですが、飲食店の中には、写真撮影について独自のルールを設けているお店もあるので、周りの人への配慮や、お店に迷惑がかからないように楽しく写真を撮りましょう!

 

(取材・撮影協力/TO THE HERBS アクアシティお台場店)

(文/&GP編集部 野田博記 カメラ/田口陽介)

この記事が気に入ったらいいね!しよう

&GPの人気記事をお届けします

SNSで記事をシェア

&GP

&GP

&GP(アンドジーピー)は雑誌Goods Press(グッズプレス)がプロデュースする 家電、デジタル、スマホ、IT、クルマや乗り物、時計、靴、鞄、アウトドアなどの最新ギア、 how to、注目したい人物を紹介するwebメディ...

&GPのプロフィール&記事一覧
ページトップ