若い女子に伝えたい、犬山紙子が説く「罪悪感つけこみおじさん」への対処法

人間関係

 

コメンテーターとしてもよくテレビなどで見かける、イラストエッセイストの犬山紙子さんが、自身のブログに公開していた「若い女子の罪悪感につけこむおじさんについて」というタイトルのエッセイが、まごうことなき「おじさん」の一人である私のハートをもなかなかに揺さぶったので、今日はこの“紙子ロジック”について語ってみたい。

 

犬山さん曰く、「若い女子の罪悪感につけこむおじさん」とは、要は「若い女子に心の負債を背負わせて、体の関係に持ち込もうとするおじさんのこと」であり、「心の負債」とは「おじさんから高いご飯を何度か奢られること」によって、若い女子の良心に「こんなに金をかけてもらって悪いな…なにか返さなくても大丈夫だろうか?」と生じるものであるらしい。

 

しかも、「罪悪感つけこみおじさん」は、2〜3回ご飯に行ったくらいでは手を出してこなくて、そのジェントル風な装いは「最初の何回かは相手の心に負債を負わせるターン」にしか過ぎず、「若い女子が感じる1万円の重みと(高いご飯を奢る多くの)おじさんが感じる1万円の重みには雲泥の差があり、おじさん側からすれば1のコストで10の罪悪感を植え付けられる、かなり効率の良い構造になっている」のだという。

 

なるほど。この手のおじさんって、いる所にはいっぱいいそうだな……と、まずは感じた。じつに鋭い観察眼ではないか。まだしぶとく生息し続ける「ちょいワルおやじ」とは、こういうヒトたちのことを指すのかもしれない。

 

なんで、おじさんの当の本人である私が「いる所にはいっぱいいそうだな…」と他人事なのかと言えば、私の金銭感覚は若い女子とそうかけ離れてもいず(若い女子にとっての1万円の重みは、私にとって8千円あたり?)、若い女子にご飯を奢るときでも、オシャレ系お好み焼き屋だとかボトルワインが安いリーズナブルなビストロだとか……と、せいぜい高くて(二人)1万円前後だったりする。そして、大して高いご飯も奢られていないせいか、私のまわりには「こんなに金をかけてもらって悪いな…なにか返さなくても大丈夫だろうか?」なんてハンパな罪の意識に苛まれるヤワな若い女子は一人もいない。「あざーす!」の一言でおしまいである。

 

このように(金銭面で)若い女子とほぼ対等なスタンスにしか立てない私は、だから若い男子と同じように「ご飯1〜2回でこの子とはヤレるorヤレない」の見切りを付け、「ヤレる」とジャッジすれば、かつてのホットドッグプレスの教えに倣い「3回目のご飯で勝負に出る」し、「ヤレない」とジャッジすれば「キャバクラとかで数万円かけることなく、若い女子とサイゼ(リヤ)のメシ代だけでお話できるだけでも、50代初老男子としては充分恵まれている部類だよな〜」と、ささやかにおのれを慰めるのだ。

 

犬山さんも同エッセイで断言しているが、「このおじさんとはもういいや」って段階に正直な気持ちが到ってしまったなら、「普通にスルー」してかまわない……と私も思う。たとえば、寿司屋に連れて行かれてうっかり大トロやウニや鮑ばっかり注文しまくったとしても、自分の落ち度を憂いで「一回だけなら…」とセックスさせる必要も、「手の一つくらいなら…」とつないであげる必要も一切ない。「下心をあるタイミングで顕在化も消滅化もできない“財布に丸投げ状態”の大金持ち、もしくは小金持ちおやじ」からは「躊躇なく搾り取る」のが正しい“若い女子の在り方”であり、そんな容赦ない駆け引きこそが、ひいては日本経済の活性化にもつながるのではなかろうか。

 

最後に。私はぶっちゃけ、犬山さんとはまったく面識がないのだけれど、(少なくとも)写真やテレビでチェックするかぎり容姿的にはわりとタイプなので、基本姿勢として彼女の悪口は書きたくない。万一、このコラムが犬山さんの目に留まった際、“褒め殺している”ことで、彼女に「心の負債」を負っていただく作戦に出てみた次第であった。

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ネットニュースパトローラー

山田ゴメス

1962年大阪府生まれ B型。 ネットニュースパトローラー(※citrus限定肩書き。たまにスポーツ新聞や週刊誌も。略して「NNP」)。 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッショ...

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