マスクの効果から薬の飲み方まで!医師が教える「風邪」「インフルエンザ」の意外な真実

コラム

citrus 編集部

猛烈な寒波が次々に訪れ、厳しい寒さとなっている今冬。インフルエンザの流行も止まりません。風邪などの体調不良に悩まされている方も少なくないはず。そこで、風邪やインフルエンザ予防の正しい知識について医師が伝授。医師が実践している予防テクも必見です。

 

 

■マスクに「感染予防の効果」は期待できない?

 

多くの方が勘違いしがちですが、風邪やインフルエンザが流行っている時期にマスクをつけるのは、それらに「感染しないようにするため」ではなく、風邪にかかっている人がほかの人に「感染させないため」だということ。あなたのそのマスクでは、感染予防の効果は気休め程度かもしれませんよ。

 

 

 

■「インフルエンザ」は「風邪」の仲間?

 

発熱や倦怠感など、風邪と似たような症状であれば、インフルエンザも風邪の一種なのでは? と考えたくなりますが、なぜインフルエンザだけ特別扱いするのでしょうか?冬場に流行する理由についてもご紹介します。

 

 

 

■風邪を治す薬はない?では医者は薬を飲まないの?

 

風邪とは、喉や鼻がなんらかの微生物にやられてしまって生じる病気のこと。風邪を引き起こすウイルスには有効薬はありません。だから、「風邪を治す薬は(ほとんど)ない」のが現状ですが、そんな中、薬を選ぶとしたら? 現役医師が伝授します。

 

 

 

■風邪を治すために「気合いを入れる」「頑張る」は効果ある?

 

風邪がはやり始めると、あいさつ代わりに「風邪に気を付けて」とか「風邪をひかないようにね」なんて言ってしまいがちですが、実は逆効果ということをご存知でしたか。なぜなら、脳は「否定型」を理解しないから。それでは、「気合いで」風邪を治そうとすることはどうなのでしょうか?

 

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