【働く女の「モテ道場」】「ないない女」は結婚できない。婚期を遅らせる“減点思考”のワナ

人間関係

植草 美幸

 

働く女性の“2大お悩み”と言えば、仕事と恋愛です。どちらもうまくいけばいいのに…と思うこともあるでしょう。この連載では、ビジネスと恋愛の違いを書いてきましたが、2つに共通するのがあなたの物事の捉え方、考え方です。今回は、そんな「思考の癖」について、お話しします。

 

 

■仕事がデキる人は“減点”しない

 

ビジネスといっても業種は様々ですが、何らかの課題を解決するという目的はある程度共通しています。はじめはうまくいかなくても、課題解決のチャンスを見逃さず、現状を好転できれば仕事もうまくいくはず。

 

仕事ができない人は、感覚だけで「できない理由」を語ります。たとえば、販売の仕事で100万円の月間売り上げ目標を持たされたとしましょう。仕事ができない人は「100万円なんて、こんな片田舎の小さな店舗では無理でしょ?」とすぐ音を上げるでしょう。現状を “減点式”で見て、変えようとしないのですね。

 

一方、仕事ができる人は、「来客数を増やせないなら、多くの客が頻繁に購入する商品や高価格帯の商品を取り扱えないか?」など、今あるリソースをふまえたアイディアで逆転を狙います。現状を的確に把握し、そこから“加点式”でアイディアを出せるわけです。

 

これは実際、私がアパレル販売やアパレルの人材派遣業に携わっていたときに感じたことです。地方都市への出店を任され、現地で販売員を採用しなくてはならないけど、なんのツテもない。販売員の見た目や接客スキルはブランドイメージにもかかわるので、「働いてくれれば誰でも良い」というわけにはいきません。結果、自分でビラをまいて希望者を募り、街中でスカウト活動も行い、オーディション形式で販売員を集めました。「カリスマ店員ブーム」の盛り上がりはじめというタイミングも味方につけ、地方ながら大成功を収められました。

 

実はこの法則、恋愛にも当てはまるんです。

 

 

■婚活中なのに「結婚できない理由」を探す女

 

婚活中のみなさんは「ステキなお相手と出会い、結婚すること」が課題でしょう。でも、結婚できる人とできない人では、「減点・加点」に対する考え方がはっきり違います。

 

その違いは、同じ相手に会わせたときの反応でよくわかります。たとえば、B子さんとC子さんをA君に会わせて、B子さんは「話も下手だし、つまらない人で最悪だった」と言い、C子さんは「話も盛り上がったし、おもしろい人だったよ」と言ったとします。どちらが結婚できるか。もちろんC子さんです。

 

当然相性はありますが、それにしても真逆の反応ですね。B子さんは、どんな相手に会わせても同じ感想を口にするでしょう。彼女に会わせると、どんな相手も「イマイチな男」になってしまう。これは、なぜでしょうか?

 

 

■「できない理由」より「できる理由」を考えて!

 

それは、B子さんが相手を第一印象だけでシャットアウトし、「この人とは結婚できない」と決めつけてしまう「ないない女」だからです。ないない女は感想も首尾一貫していません。相手の男性について、最初は「話下手」と言っていたのに、よくよく聞くと「顔写真の印象より背が低い」「顔や雰囲気がタイプじゃない」「私の思っていた人と違う」などと方向転換。第一印象や思い込みをもとに減点してNOを出すだけ。人の粗探しがとにかく得意なんですね。これでは結婚できません。

 

まずは相手の魅力を引き出し、しっかりコミュニケーションをとってからNOを出しても遅くはありません。些細なことに気をとられて、せっかくのいい相手=重要なチャンスをとりこぼしていませんか?

 

ハッキリ言って、長い人生を一緒に生きるうえで第一印象なんてどうでもいい。優先順位が間違っていませんか? 第一印象という名の「先入観」に流されているだけじゃありませんか? ただの思い込みは、妄想です。結婚相手はこうであってほしい、この人はきっとこういう人だ。それあなたの希望でしかありません。

 

まずはコミュニケーションしてみる、アポイントしてみる。つまり、話を聞いてみる、デートをしてみる。そこから「結婚できる」理由を加点式で探していきましょうよ。

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植草 美幸

ファッション発信基地・青山で 1995年に、アパレル業界に特化した人材派遣会社株式会社エムエスピーを創業。その後2009年にその人材派遣業で培ったマッチング能力・人材発掘能力を生かし結婚相談所マリーミーを設立...

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