怒り体質の改善に効果的! 「イラッとメモ」を書いてみよう

ライフハック

 

アンガーマネジメントは、即効性のあるテクニックと怒りの体質を改善するテクニックに分かれます。今回は怒りの体質を改善するテク二ックの中の「アンガーログ」という技をご紹介します。

 

「ログ」とは、「書く」という意味です。だから、この「アンガーログ」のことを、別名「イラッとメモ」「腹立ち日記」とも呼んでいます。つまり、怒りをノートやメモ帳に書くことなんです。

 

ご承知の通り、怒りは目に見えません。したがって、コントロールしにくいわけですが、それを書いて文字にすることで怒りを「見える化」します。すると、自分の怒りの傾向やパターンが客観的に見えてきて、コントロールしやすくなります。

 

たとえば、どんなことを書くかというと、①怒った日時・場所、②怒った相手、③怒りを感じた出来事、④そのとき思ったこと、⑤そのとき自分がとった行動、⑥相手に期待していたこと、などです。

 

私の例を一つ出してみましょう。①3日前・山手線内、②見知らぬ男性、③足を踏まれた、④痛い、⑤混んでいたので身動きも取れず黙っていた、⑥ひとこと謝ってほしかった、です。

 

「山手線の中で足を踏まれ、頭にきた」ということを、このように「アンガーログ」することでクールダウンができ、怒りを持ち越さずに済みます。これこそアンガーマネジメント、怒りをコントロールすることになるのです。

 

ある天才的な野球選手がいました。シーズン当初、突如、大スランプに陥り、何をやっても脱出できませんでした。そんな時、あるコーチからこんなアドバイスをもらったのです。「ノートにその日、取り組まなければいけない課題を3つ書いて、できたらそれを消してごらん」。その選手は何しろ天才でしたから、ノートに課題を書くなんてことは、したことがありません。しかし、藁をもすがる思いだったので、毎日、やってみました。すると、毎日、達成感が生まれて楽しくなったというのです。そして知らぬ間にスランプから脱出し、また大活躍したのです。

 

 「心」は目に見えません。それを「書く」という行為で「見える化」すると、操れる可能性が出てきます。「怒り」もまた、同じなのです。

 

この「アンガーログ」は、筆記開示法です。好きなように書いていいのです、好きなように怒りをぶつけてください。そうすることによって、自分の怒りの傾向やパターンが見えてきます。終いには「何であんなことで怒っていたんだろう?」とバカバカしくなってきます。実はそれが、狙いなのです。

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スポーツジャーナリスト

瀬戸口仁

1960年2月25日、東京生まれ。サンケイスポーツ新聞社でプロ野球を11年間担当。独立して1993年に渡米し、ニューヨークを拠点に13年間、メジャーリーグ、とくに日本人メジャーリーガーを取材。日本の新聞、雑誌、サイ...

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