「この仕事、お前に任せるよ」はNG!? 上司と部下はこうしてすれ違う

コラム

citrus 編集部

一緒に仕事をする相手から嫌われたいと思う人なんていないはず。それでも世の中に上司や部下への不満が絶えないのは、意図せず起きたすれ違いのせいかもしれません。よかれと思ってやっている言動が実は相手に誤解を与えているとしたら残念ですね。そんな上司と部下のすれ違いの例をご紹介しましょう。

 

 

■「部下が仕事に失敗したとき」のすれ違い

  • 上司は失敗を教訓にしてほしくて「なぜ、できなかったの?」と問う
  • 部下は怒られると思いその場を乗り切るための言い訳を始める

 

上司は部下に対して、失敗を今後につなげてほしいと思っています。今後の仕事をブラッシュアップしていくために、部下に対して「なぜ、できなかったのか」を質問するのです。一方部下は、上司から投げかけられる「なぜ、できなかったのか」のセリフを叱責と捉えてしまい、その報告の場を乗り切りたいと、様々な言い訳を考えるようになりがちです。

 

 

 

■上司が「部下の作った資料をチェックするとき」のすれ違い

  • 上司は、部下の仕事について詳細に把握したいので、次々と質問する
  • 部下は、仕事のやり方が気に入らないから詰問されていると感じる

 

部下の仕事について責任を持つ立場である上司。やはり、部下の仕事の内容をしっかりと把握しておかなければならないという義務感から、気になったポイントはとことん聞きがちです。一方部下にとっては、上司の質問は「詰問」に聞こえてしまう傾向が強いようです。自分の作った資料の内容が気に入らないから、揚げ足を取るように質問を投げかけられているように感じるのです。

 

 

 

■「この仕事、お前に任せるよ」という言葉ですれ違う

  • 上司にとっては、覚悟が込められた含蓄のある言葉
  • 部下にとっては「なぜ自分に押し付けるのか」という嫌悪感に

 

部下に新しい仕事を任せることは、上司にとって、とても度胸がいること。上司は単に物理的な仕事を指示しているだけではなく、「こいつだったら、任せても大丈夫だ」と期待の気持ちが込めて言っているのです。しかし部下の立場にしてみると、「何だよ、俺に押し付けるのか!」と受け止めてしまうケースが多いようです。

 

 

 

■「上司が忙しくてイライラしているとき」にすれ違う

  • 上司は、ダメと分かっていても、忙殺されると部下に攻撃的な態度になってしまう
  • 部下は、「自分は上司に嫌われているんじゃないか」と思ってしまう

 

部下から話しかけられた上司。自分のこと以外を考える心の余裕がないタイミングで部下から報告や相談を受けると、反射的に強い拒否反応が起こってしまいます。一方の部下にとっては、「そんなの後にしてくれないか!」などと強く拒絶されると自分は上司に嫌われているから怒鳴られたのだと凹んでしまうのです。

 

 

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