自動車関連の税金や高速料金は、なぜこうも簡単に値上げするのか?

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ガソリン価格がジワジワ上がり始めた。以前も書いた通り、100円を切るような価格は完全に赤字状態。原価割れしている。元売り会社からすると、長い目で考えれば赤字にならないと思うけれど、少なくとも現在入ってくる原油相場+精製コスト+流通コスト+スタンドのマージンを考えれば、10~15円の赤字である。ということで妥当な価格は110~115円というあたり。

 

値上げは在庫整理が進んだということなんだと思う。ただ今回の動きでガソリンの上限価格は何となく見えてきた。バレル=50ドル以上になるとシェールガス由来の燃料コストと同等になるため、それ以上にはならない。為替レートにもよるけれど、当面、130円以上になることは考えにくくなった。こいつをベースに次期のパワーユニットをイメージしていけばよかろう。

 

したがってハイブリッドとディーゼルは主力として大いにありうる。低燃費化していくことにより、少なくとも今後10年くらい主役の座をキープしていくことだろう。電気自動車も電池のコストが下がってきているため、大いに有望。むしろコスト的に分析すると、PHVよりピュアEVの方が有利だと思う。PHVは燃費規制対策用の技術として高級車用に特化していくかと。

 

値上がりといえば4月1日から首都高を始め、東京近郊の高速道路の大半が値上がりする件について全く報道されない。反対意見が出ていない。毎日第三京浜使っている人などは、利便性はまったく変わらないのに260円から390円になってしまいます。第三京浜、完全に生活に必要な道路です。往復だと520円から780円に。首都高だって大半の人にとってみたら大幅値上げだ。

 

自動車関連の税金や料金はなぜこんな簡単に上げられるのか不思議でならない。まぁクルマに乗っている人はみ~んなお金持ちだということなんだと思います。

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自動車評論家

国沢光宏

1958年東京中野生まれ ベストカー編集部を卒業しフリーランスに。以後、冴えない自動車評論家稼業。ベストカー、カートップ、エンジン誌などに寄稿。ラジオやTVのコメンテーターも。WRC出場2回。2005...

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