ボケよりもツッコミのほうがモテる! “言葉でのレディファースト”を身につけよ

人間関係

 

東スポの中面で毎週水曜日に掲載されている『現役放送作家X氏の芸能界マル秘ウラ話』というタイトルの連載コラムがあるんだが、そこで我々一般人にも応用できる、なかなか興味深いことが書かれていた。なんでもX氏によると、

 

若手芸人と合コンに行くと、女の子に対してボケまくり、相手が飽きてしまうことも少なくない。その一方でベテラン芸人はあまりボケない。(仕事では)ボケ(役)であろうが、ツッコミに徹することが多い。

 

……のだそう。なぜなら「ツッコミは女性を喜ばせる有効な技になる場合がある」からで、その裏付けとしてX氏は『おぎやはぎ』の小木博明による、次のような発言を紹介している。

 

「よくグラビアの子がさ、番組出た時に自分を面白くしてくれたり、フォローしてくれる人を好きになっちゃうって言うもんね。ボケはそこに気が回らない」

 

なるほど、平たく説明すれば「主役バカより脇役にも回れる男のほうがモテる」って理屈だ。まったくもって正論である。ただし、せっかく相手を美味しくしてあげようとツッコんでも、それが単なる“注意”になってしまうことも、ままあるという。では「“注意”にならないツッコミ」とは、はたしてどういうものなのか? X氏がコラム内で紹介する、千原ジュニアによる以下の“例え”は、じつに秀逸でわかりやすい。

 

「喫茶店に行って、『俺はホットコーヒーで、キミは水道水でエエな?』とボケたとする。そこで通常は『なんでやねん!』ってなるやん。でも、それじゃあ否定(=「そりゃちょっとおかしいのでは?」と“注意”)しているだけ。『東京の水道水はおいしいからね』って言うほうが笑いになるやん。これがツッコミやねん。『なんでやねん』は、手を抜きすぎやもん」

 

千原ジュニアいわく、ツッコミとは

 

「(相手の発言に)輪郭をハッキリつけてあげるというか、縁取りをしてあげるということ。そうすることによって(相手の発言を)より引き立ててあげること」

 

……であるらしい。つまり、相手の発言を「なんでやねん!」「んなアホな!」「よしなさい!」……などの定番的な“注意”を促すだけの文言で打ち返すのではなく、

 

「終電間に合わないかも…」ときたら「明日の終電ならまだ間に合うよ」

 

「私、お酒弱いんで…」ときたら「じゃあ花粉なら大丈夫?」

 

「こう見えて30歳越えてるんですよ〜」ときたら「そうなの? 5歳くらいかと思ってた」

 

……くらいに膨らませ、フィーチャリングの空気を演出する準備と反射神経の鍛錬を常に怠るな……ってことだろう。

 

たしかに、こうやって自然と女性を女王様扱いできる男は、間違いなくお持ち帰り率も高い。そして、こういう“言葉でのレディファースト”は、モテ術のなかでも相当に上級者的かつ現実的なノウハウなのではなかろうか。ボケ倒すだけで女性の、いや万人の心を掴める“天才”なんぞ、そうザラには存在しないのだから……?

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ネットニュースパトローラー

山田ゴメス

1962年大阪府生まれ B型。 ネットニュースパトローラー(※citrus限定肩書き。たまにスポーツ新聞や週刊誌も。略して「NNP」)。 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッショ...

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