女たちが嫌う「心の狭い男」が増殖中!? 店員にブチ切れる男の本性とは?
コンビニやファミレスの店員に対し横柄に振舞う男性は、残念ながら一定数存在する。そしてさらに残念なことに、こうした男性は女性から一線を引かれる運命にある。なぜ、横柄になるのか? そしてなぜ彼らは、女性にモテないのか?
■私は見た! コンビニ店員に男がブチ切れる一部始終
先日、“人間のクズ”を見かけた。
時間は朝6時。場所はオフィス近くのコンビニ。数人の客が店内を物色していた。主人公は、この中にいたスーツ姿の男性だ。年齢は30代半ばくらいだろうか。「アメリカンドッグ」が準備されていなかったことに腹を立て、突如店員に激高。怒鳴り散らし、手にしていたペットボトル飲料を投げつけるようにカウンターへ置いた。しかも対価の小銭をわざと高い場所からカウンターに落とし、床に転がり落ちるよう仕向けた。
「うわ、見苦しいヤツ……」
周囲の客は、最初こそ「ああ、眠いのかな」と生暖かい視線を送っていたものの、その男性がくだんの態度に出た頃には「それ以上何かやらかそうものなら、ぶん殴ってやろうか?」とでも言わんばかりにそいつを睨みつけていた。男性はようやくその視線に気づいたのだろう。袋を店員からひったくり、慌てるように店を出ていった。
食べたいものが手に入らず予定を狂わされたことには同情しよう。だが、無いものは無い。ここはアメリカンドッグの専門店ではなく、コンビニだ。現実を素直に受け入れられない時点で「OUT」だろう。
■他人に横柄な男の心理を徹底分析
この男性のように、他人に横柄で威圧的な態度に出る人は心理学上、
- 自分に自信がなく、上から目線でいたがる
- 権威主義的であり、自分が偉い人間だと思い込みたがる
- お金を払うことに嫌悪感があり、お金を渡す相手を嫌う
の3つに分類できるという。ぶっちゃけてしまえば、
- 劣等感の持ち主で、
- といっても周囲から「すごいね!」と持ち上げてもらえる実力はなく、
- 対価の支払いにも文句を付ける、ただのドケチ野郎
なわけだが、自分自身の劣等感を隠すため、店員や他人に横柄な態度をとってしまうのが本当にいただけない。「俺はすごい人間だ」と周囲に知らしめているつもりでも、人間として至極薄っぺらであり、付き合ったり結婚したりする女性には間違いなくパワハラ・モラハラを繰り返す。女性がこうした男を毛嫌いするのも納得だ。
■「心の狭い男」のナンセンスな言い訳
女性が男性に惚れるポイント。それは、1に顔、2に身体、3に優しさである。これはほぼ100%の女性に当てはまる。逆に、見限る瞬間は様々だ。とくに、店員に横柄な態度をとった場合は「あ、コイツ、ダメだ」と瞬殺で見限られる。
近頃、20~30代の女性が集まって話題にするのは、「心の狭い男性」が増えてきた、という悩みだったりする。
「妻(彼女)のほうが稼いでいるなんて、プライドが傷ついた」
「俺のほうが疲れているのに、家事を分担しろっていうのか?」
「俺だってやればできるんだ」
こんなことを言いだす、“心に余裕のない男”が増殖しているらしいのだ。 働くことに男女の差はない。それなのに、「女は男より能力が低くあるべき」という身勝手な誤認を脳内で正当化し、自分の努力不足を棚に上げ、「俺より給料がいいなんて!」といきり立つのは保育園児かジャイアンレベルのナンセンスさだ。また、共働きである以上、家事分担は当然であり、社会人にもなって「やればできる」という言い訳は通用しない。
店員に当たり散らす男しかり、こんな肝っ玉のちっちゃい男に一生を捧げるドMな女性は、よほど特殊な例を除いて存在しない。「結婚したいけどモテないし、付き合っても長続きしない……」 そう悩む男性は、自分の態度を一度見直してみるといいだろう。もし、店員に当たり散らした過去があるなら、今すぐ自分に自信を持つ“努力”を始めるべきだ。