【脳科学恋愛研究所 Vol.03】合コンで他の男性と差をつけるノウハウ、脳神経外科医にご伝授いただいた!

人間関係

 

脳神経外科医の立場から、健康法やメンタルケアに関するさまざまなノウハウをわかりやすく解説し、多くの著作を世に送り出しているドクター菅原道仁と、これまで5000人以上の若者を取材し、今なお「永遠の思春期」を自称するカリスマライター山田ゴメスとの“夢のコラボ”がcitrusで実現! ドクター菅原による脳科学に裏付けられた冷徹な分析と、ゴメスが25年のライター業で蓄積してきた膨大なデータをMIXした、死角ナシ&最強の「恋愛相談」をアナタにお届けします!!

 

【プロフィール】

菅原道仁(すがわら・みちひと)

1970年埼玉県生まれのA型。現役脳神経外科医。クモ膜下出血や脳梗塞といった緊急の脳疾患を専門として救急から在宅まで一貫した治療システムの提供を目指し、北原国際病院に15年間勤務。現在は菅原脳神経外科クリニック院長。その診療体験をもとに「人生目標から考える医療」のスタイルを確立し、心や生き方までをサポートする治療を行う。「恋愛とは病気の一つ」をモットーとするが、本人は「すぐ恋に落ちてしまう反面、フラれたらすぐ忘れてしまう」という至って健康体?

 

 

山田 ゴメス(やまだ・ごめす)

1962年大阪府生まれのB型。関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション、学年誌、音楽&美術評論、さらには漫画原作に省庁仕事まで…記名・無記名、紙・ネットを問わず、偏った幅広さを持ち味とするライター&イラストレーター。かつては『Hot-Dog PRESS』の恋愛・SEXマニュアルも担当していた「恋のマエストロ」。「百の恋愛には百の戦略がある」をモットーとし、「いまだ現役」の実体験から得た千差万別のデータに基づいたリアルなLOVEテクニックは他の追随を許さないが、自分の色恋沙汰になると案外ポンコツな一面も時折かいま見せる。

 

 

【LOVE BRAIN  中年男性編】

♯Case03 おっさんが若い男女だらけの席で輝くには、どうすべきなのか?

 

【本日のお悩み】
身長168㎝の中肉中背、容姿は可もなく不可もなくで、会話も苦手な私は、婚活パーティに行っても合コンに参加してもまったく目立たず、なかなか次のステップに進めません。こんな影の薄い私でも大人数のなかで他のライバルたちを出し抜ける方法を教えてください。(39歳・独身男性/銀行勤務)

 

山田ゴメス(以下、ゴメス):39歳、アラフォーかぁ……イイおっさんですね。


ドクター菅原(以下、菅原):なのに独身で、いろんな出会いの場に足を運んではいるものの、アピール力不足で土俵にも上がれない……けっこう切実だなぁ。


ゴメス:タンクトップに半ズボンとか、全身ピンクとかでキメりゃ、間違いなく目立つと思いますよ。


菅原:「まずは目立たなきゃ」という観点からすれば、その戦略はあながち間違ってはいません。“突出した外見”で異性に接するのは、孔雀が翼を広げて求愛行動をしているようなものですから。だけど、今日の相談者の方は銀行にお勤めなんでしょ? 現実問題、そういうちゃんとしたヒトにサンシャイン(池崎)風や(林家)ペーパー師匠風のファッションはハードルが高すぎなのでは……? ゴメスさんならまだしも(笑)。


ゴメス:まるで僕が「ちゃんとしてないヒト」みたいじゃないですか! 一度、「今すぐ来て」と急に呼ばれた合コンにオールピンクのタンクトップ&半パンで参戦したことはありますが……。

 

 


菅原:実話に基づくアドバイスだったんだ、これ。


ゴメス:近所のコンビニに向かう途中、たまたま連絡があって……。家に帰って着替えるのも面倒だったので、普段着のままで行きました。


菅原:普段着なんだ、それ。さぞかし目立ったことでしょう(笑)。


ゴメス:さすがに「目立つ」を通り越して、変質者が乱入してきたような目で見られちゃいまして……誰も近寄ってくれませんでした。

 

 


菅原:とは言え、女性軍に強烈な爪痕を残すことだけはできたわけで……やっぱりゴメス兄貴はすごいわ。


ゴメス:(まんざらでもない様子で)やめてくださいよ~! ただ、僕はですね、別にファッションで奇抜さを演じなくても、わりとどこに行っても目立つんです。目立つから一応どの女子も話しかけてはくる……そのなかから「僕がタイプな子」じゃなく「僕を受け入れてくれそうな子」を見極めて、彼女にまた飲み会を開いてもらう。「ハタチも過ぎたイイ大人は似た者同士でしかつるまない」の法則で、僕と気が合う子なら、その子が連れてくる友だちともかなりの高確率で気が合う。こうやって手駒を芋づる式に増やしていって……そんなこんなで「まわりに女性がたくさんいる」って意味では、比較的不自由していないわけです。ヤレるヤレないは抜きにして……ですが(苦笑)。
決して自慢するわけじゃないんですけど、一週間毎日違う女性とデートすることだって数字上は可能であります。


菅原:むっちゃ自慢してません?


ゴメス:そおですかぁ~? わかった! じゃあ、身長も170㎝そこそこしかないし、顔こそ少々濃いめですが、声もさほどデカくない……加えて、見た目の若さで20代や30代前半の男子たちに混じってもさほど違和感のない、まもなく還暦の僕がなぜ目立つことができて、わんさか女性が寄りついてくるのか……先生が分析してみてください。


菅原:ゴメスさん、さっきから相当嫌な感じなの、気づいてます?


ゴメス:はい?

 


■得意分野の独り語りを途中でスパッとやめてみる

 

 


菅原:とりあえず、ゴメスさんが「どこか謎めいている」っていうのは確実にあると思う。脳科学的視点で説明すれば、人間は秘密めいているモノ、自分の許容範囲を超えているモノ、始めて出会うモノに興味を示す習性があるんです。たぶん、ゴメスさんは「次を聞かせてほしい」的な相手の好奇心を掻き立てる磁力が強いんですよ。「続きはウェブで」みたいな(笑)。ちなみに、専門用語だと「続きを知りたくなる心理」のことをツァィガルニック効果(※未完成・不完全なモノに対してより強い記憶や印象を持つ心理的現象)と呼びます。


ゴメス:なるほど。僕なら「続きはウィキペディアで」ってとこですね(笑)。そういった“勿体付け”を無自覚のうちにできている……と。


菅原:「天性の才能」ってヤツです。だって僕、ゴメスさんが朝起きて夜までどういう生活しているのか、さっぱり想像できないもん。


ゴメス:基本、毎日朝7時半に起きて、ルノアールでデイリースポーツを読んでから原稿書いて、1時間ほど昼寝して再び原稿、夜はナイター観ながら晩酌か飲みに行くか……のルーティンです。週3回草野球には行ってますけど、むしろ、サラリーマンの皆さんよりメリハリのない毎日だったりします。


菅原:いやいや! 週3のペースで草野球してたり、朝の8時ごろから延々ルノアールで粘っているヒトなんてそうザラにはいないでしょ(笑)? そういう普通のお仕事に就いている方々とはちょっと違う私生活が、他人からより興味を持たれやすいわけです。


ゴメス:それって、褒めてるの?


菅原:褒めてますって!

 

 


ゴメス:ならば、僕レベルの天才は置いといて、今日の相談者を含む中高年のおっさんが、それを作為的にやる方法を一緒に考えましょうか。


菅原:ですよね(笑)。まず、一番やっちゃあいけないのが合コンなどでの名刺交換。


ゴメス:え! そのココロは?


菅原:名刺って、あの一枚の紙切れのなかにすべての情報が詰まっていますよね。「のっけから自分のバックボーンを全部明かしちゃってどうするの?」ってことです。


ゴメス:「どこか謎めいている人」になるには、相手に極力正体を掴ませない努力をしろ……って理屈ですか? 素晴らしいアドバイスだ!


菅原:たとえば、金融系に強い職業の男性なら、今流行りの仮想通貨の話を振って、途中でスパッとやめてしまう……とか。そこからツァィガルニック効果を利用して、相手に自分への質問をさせる側に転じるわけです。で、仮想通貨への食いつきが悪ければ、映画でもグルメでもなんでもかまわないから、他のいろんな手数を出していけばいい。


ゴメス:どんなにアナタが仮想通貨に精通していようが、どんなに相手が食いついてこようが、性急にその持ち札を出し切ってはダメ。そういうことですね?


菅原:そういうことです。

 

 

■「シブいおじさん」に猫背はいない!

 

 


菅原:さっき、ゴメスさんは「見た目の若さで20代や30代前半の男子たちに混じってもさほど違和感のない、まもなく還暦の僕」とおっしゃっていました。しかし、正直言わせてもらえば、20代や30代ばかりの合コンで、ゴメスさんに違和感がないはずはない。存在しているだけで、イヤでも悪目立ちしちゃっているはずなんです。


ゴメス:「悪目立ち」って……(笑)。


菅原:察するに、アラフォーの相談者も婚活パーティや合コンで大なり小なり悪目立ちしているのでしょう。だったら、その「悪」をプラス要素に変えるべき。おじさんならではの経験豊富さこそが「謎めいたオーラ」を演出できる最大の武器なんですから。もっと自信満々に開き直ってみましょうよ。


ゴメス:なんか、怪しい自己啓発セミナーのアジテーションっぽくなってきてますけど……。


菅原:そんなことはない(笑)。野球でも、ピッチャーの自信満々な態度に飲まれたら、それだけで打てなくなるでしょ? 自信を持つのは、口に出さないかぎり、どれだけ持っても自由なわけです。たとえば、「オレ、今日は仕事をきっちり5時に終わらせたぜ!」「遅刻しないで10分前にちゃんと出社したんだぜ!」……「オレってすごすぎ!」で全然OK。薄毛でも「オレ、男性ホルモン強いんだぜ!」「ジャンレノ風だぜ!」で……。その気になれば、自分のすごい部分なんてすぐに見つかるんです。


ゴメス:ふう~ん……。


菅原:まだまだ納得しきってない様子ですね? では、医師の立場からあと一つ。人間が醸す「自信満々」な雰囲気というのは姿勢が大きく関わってくるんですよ。身体の動きや知覚で思考も変化する。脳科学的にも、胸を張って腕を上げていたら、それだけで辛いことを想い出しても悲しい気分になれない。逆に、背中を丸めて歩けば、それだけで自信がなくなってしまう。ゆえに、「シブい」と呼ばれるおじさんに猫背は絶対にいない。普通の洋服でも姿勢さえ良ければそこそこカッコ良く見える。


さらに、姿勢が悪いと、約5㎏もある頭の重さを支える負荷が首や肩にかかるので、“こり”の原因になるし、胸部や腹部を圧迫するため、深い呼吸ができなくなったり、胃腸の調子が悪くなったりもする。突き詰めれば「もう若くはないんだから、自分の身体をもっと大事にしてください」って結論になるわけです。


ゴメス:グレイト! 座布団100枚クラスの美しいオチをありがとうございます!!


菅原:“オチ”ってなんですか(笑)!?

 

【今日の結論】
のっけから自分の正体をすべてさらけ出さず、「どこか謎めいている人」を演じよ!

 

 

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ネットニュースパトローラー

山田ゴメス

1962年大阪府生まれ B型。 ネットニュースパトローラー(※citrus限定肩書き。たまにスポーツ新聞や週刊誌も。略して「NNP」)。 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッショ...

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