SNSのネタに困ったら、ヤマザキ「ランチパック」を買いに行け!?

ライフスタイル

 

あるアンケートによると、ヤマザキの「ランチパック」を好きだという人は、サンプルの50%以上も存在する。この調査を元にすると、国民の半分以上が好きだということになる。

 

これは言い過ぎだが、他の菓子パン・惣菜パンに比べると、圧倒的に支持されていることに間違いはない。スーパーでも、「ランチパック」は独立したコーナーに陳列されていることが多い。もはや国民食と言っても良いのではないか。では、なぜそこまで愛されているのか。

 

定番の「ピーナツ」「たまご」「ツナマヨネーズ」「ハム&マヨネーズ」などは、確かに美味しい。食パン部分もふわふわで、中身も上品。丁寧な仕事がなされている。また、あの形状が手軽で食べやすい。他のパンに比べて若干高い気もするが、美味しいことがわかっているので、つい買ってしまう。

 

それだけが「ランチパック」の魅力ではない。次々とチャレンジ精神を見せてくれるところにある。

 

「企業とのコラボ」や「テレビ番組とのコラボ」、「ご当地もの」が実に面白い。CoCo壱番屋とのコラボでは、「カレーコロッケ」。一正蒲鉾では、「かに風味かまぼこ入りコロッケ」。タニタ食堂は、「おからと豆サラダと夏野菜カレー」。かねふくは、「明太ポテト&明太マヨネーズ風味」。

 

キューピーとのコラボは、ユニークというのか、“やってしまった感”さえある。

 

「マヨ&マヨネーズ」。

 

固形マヨネーズと普通のマヨネーズを混ぜたものをサンドしている。これは、ネットでもかなり話題となった。

 

ご当地ものでは、「笹団子」や「たれかつ」、「黒豚メンチカツ」「釜玉うどん風」「柿ジャム&ホイップ」「鶏つくね」「たこ焼き風」などがある。「ランチパック」のこれまでの商品ラインナップを見ていると、“挟めるものは何でも挟んでしまえ!”という感じがしなくもない。

 

やや暴走気味の商品も多い。「みたらし団子風味」「どて焼き風」「酢豚」「麻婆豆腐」「ずんだもち」……。私も珍しさに負けて、何度か食べているが、そのほとんどは?な味である。

 

ヤマザキの商品開発部門は、本当に美味しいと判断した上で、発売しているのだろうか。私のような“珍しもの好き”が手を出すことを前提に、“変なもの”でも、勢いで発売しているような気がする。

 

それでも、実際に売れているのだろう。毎月、新商品を出すという。うがった見方をすれば、次々に出さなければ、飽きられるということなのではないか。

 

「面白さ」を“売り”にしているのである。

 

新商品で溢れかえる市場においては、とにかく目立たなければならない。“変なもの”は注目されやすく、ネット時代のいまは、その情報がすぐに拡散される。見た人は売り場に走り、商品を手に取る。

 

ロングセラーを狙わないこの手の商品は、味は二の次。一気に売れて、即、販売終了。その繰り返しである。消費者もそれをわかっていて、面白いものを買いたがる。需要と供給のバランスが取れている。「ランチパック」は、これからもこの戦略で、話題づくりに力を入れるだろう。

 

もし、あなたがSNSの話題に困っているのなら、「ランチパック」のことを書けば良い。国民の半分以上が興味を持っているかもしれないのだから。

 

売り場に足を運ぶたびに、また新しい“変なもの”が発売されているかも。

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佐藤きよあき

佐藤きよあき

1961年兵庫県生まれ。広告デザイン会社にコピーライターとして勤務の後、プランナー・コピーライターとしてフリーランスに。モノづくりへの興味から、仕事を継続したまま、木のおもちゃ制作を開始。ネット販売に着手...

佐藤きよあきのプロフィール
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