夫を本当に「うざい」と思うとき

人間関係

 

■神経質な夫にイラつく

 

マリエさん(45歳)の夫はかなり神経質できれい好き。

 

「私はおおざっぱな性格なので、外から帰ってきた子どもの足が多少汚れていても、たいして気にならないんです。でも夫は『まずバスルームで足を洗ってこい』と言うタイプ。靴下をはいているんだから、そんなに気にしなくていいのに。子どもたちが神経質になりそうだから、あまり細かいことは言わないでと頼んでるんですけどね」

 

家族で鍋物をするときも、夫は鍋奉行。それだけならいいが、子どもたちにも直箸ではなく菜箸でとるよう指示するので、マリエさんは最近、夫だけひとり用の鍋に変えた。夫はそれに腹を立て、鍋を食べなくなったという。

 

「本気でうっとうしいと思いました。夫は自分が正しいと思い込んでいるので始末に負えない。今はなるべく気にしないようにしていますが、そのうち私がブチ切れて大変なことになりそうな気がします」

 

おおざっぱ妻と神経質夫、このギャップは埋めようがないのかもしれない。

 

 

■ねちねち陰険な夫

 

一緒に暮らしていれば、お互いに相手に不満もあるだろう。だが、それをネチネチと言われると、いくら優しい女性でも「うざい!」と叫びたくなる。

 

「ものも言いようですからね。たとえばどこかが汚れていたら、『ここ、汚いよ』と言えばいいと思う。もっとも汚かったら自分できれいにしてよとは思いますが……。でもうちの夫は指に汚れをつけてきて、ぬっと私の前に差し出すんです。『これ』って。その後、『だいたい掃除というものはさ』と妙な蘊蓄を語り出す。なんか陰険なんですよね」

 

タカコさん(47歳)は職場の先輩と結婚したのだが、当時彼に抱いていた敬意はまったくなくなってしまったと言う。

 

「職場では太っ腹なところを見せているんだと思います。見栄っ張りだから。ただ今思えば、職場でも几帳面ではありました。几帳面なのは悪いことではないけれど、それを人に強要したり長々と説教したりすることではありませんよね。子どもに対してならともかく、私はオトナですから」

 

夫の説教や陰険なやり方は気にせず、無視することにしているとタカコさん。そうでもなければやっていけないと苦笑した。

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ノンフィクションライター

亀山早苗

明治大学文学部演劇学専攻卒業後(専攻は歌舞伎)、雑誌のフリーランスライターに。 ライター歴、もうじき30年。離婚歴1回の現在独身。長い間、男女関係に興味を持ち続け、さまざまな立場の男女に取材を重ねてきまし...

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