年間2000試合観戦するサッカーから人生を学ぶ!小柳ルミ子のサッカー論とは?

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『パスコースがない? じゃあ、つくればいい。ルミ子の勝手にサッカー学』(小柳ルミ子/東京書籍)

「○○さんほどサッカーの試合を観ている人はいない。マンネリ化しているサッカー界に彗星のごとく現われた。幹部や解説者がさまざまなしがらみで言いにくいことを言っていただきたい。一石を投じてください」

 

これは元日本代表監督、岡田武史氏の言葉だ。日本サッカー界の重鎮にここまで言わせる人物…。実はこれ歌手、女優でおなじみの小柳ルミ子氏のことなのだ


近年小柳氏がTVやメディアで、サッカーに関して語るシーンがよくみられるようになった。「彼女は一体いつからどれだけサッカー好きなの?」と疑問に思う人がいるかもしれない。全てはこの書籍に書いてある。『パスコースがない? じゃあ、つくればいい。ルミ子の勝手にサッカー学』(小柳ルミ子/東京書籍)だ。

 


■芸能界トップクラスの試合観戦数! 愛を注ぐのはバルサのエース。


小柳ルミ子氏はTVや配信動画を中心に、1日に5試合、仕事がない日は10試合。年間で平均2000試合を観戦する。海外サッカーから、Jリーグや高校サッカーなどの国内サッカーまでもチェックしている。もはやサッカーを日本で一番みている芸能人と言ってもいいだろう。また彼女は10年近く前からブログ『ルミ子の勝手にサッカー学』を開設している。


小柳氏がサッカー好きになったきっかけは、2002年の日韓ワールドカップの時にみた、イングランド代表、デービッド・ベッカムだ。そして決定的だったのは、リオネル・メッシがスペインのFCバルセロナでデビューしたことだ。メッシといえば、圧倒的なスキルで魅せ、ゴールという結果を出し続ける名実ともにトップオブトップの選手である。小柳氏はメッシに出会えたことが幸せだ、と言ってはばからない。2016年、小柳氏は60歳を過ぎて生まれて初めて、海外旅行に一人きりで行った。目的地はコパ・アメリカが開催されているアメリカ。もちろんメッシが出ているアルゼンチン代表をみるためだった。

 


■人生を学ぶ! ルミ子流観戦術!


彼女は試合を生中継だけでなく何回もみる。バルセロナの試合は7回みることもあり、負けても2回はみるそうだ。最初は特定の選手の動きをみずに全体の流れをつかむ。2回3回と見直していると、客観視できるようになり、ゴールが生まれたプロセスから、得点をとった選手以外のプレーの素晴らしさにも気づくことができるという。また彼女はサッカー観戦時はメモをとる。試合の内容以外にも感じたことや気づいたことも書く。例えばこれは社会と同じだ、人間関係と同じだ、などと思うままに走り書き、後でサッカー・ノートに清書し、ブログへUPしている。


小柳氏がサッカーを好きな理由のひとつは、スキル以外に人間性や頭脳などが浮き彫りになるスポーツだからだという。観戦していてサッカーと人生との共通点に気づいてからは、自分に落とし込み、生き方や仕事へ生かすようになったそうだ。小柳氏はサッカーの観戦から多くのことを学んでいる。

 


■サッカーは人生の縮図…たとえるならタレントは点取り屋!


サッカーは、全てのポジションの選手が正確で質のいい仕事をしないと、前線までボールがいかず得点が入らない。小柳氏は、これこそ彼女自身が生きる芸能界と同じだという。

タレントはFWである。マネージャーから現場のスタッフを経て受け取ったボール(仕事)を、ゴール(利益)という結果に結びつけるのが仕事だ。いわばマネージャーはDF、現場スタッフはMFだ。全てのポジションにいる者が、責任を持って自分の仕事を果たさなければ、利益というゴールは生まれない。人を使って人に使われる。チームのために働く。上手い選手にパスが集中するように、信頼をされなければ仕事は回ってこない。誰かが手を抜けば仕事を失い、ライバルである別のタレントとそのスタッフへ、ゴールを献上することになってしまうのだ。


サッカーは芸能界と同じ…。本書はこのようなサッカーから得るルミ子流の気づき、哲学、名言が満載だ。タイトルにもなった『パスコースがない? じゃあ、つくればいい。』も名言のひとつだ。この内容はぜひ本書を読み、確かめてみてほしい。


文=古林恭

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