部下のメンタルを破壊しまくる「ドS上司」の特徴と攻略法

人間関係

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ドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)が話題になっています。菜々緒さん演じる椿眞子は痛快さの伴う「ドS」ぶりでファンを増やしていますが、現実世界の「ドS上司」はやっかいな存在です。

 

皆さんの上司がドSだったら、会社を辞めますか? それともひたすら耐えますか? 今回citrus編集部が実施した、読者アンケートの結果を見てみましょう(実施期間:5月24日~31日 回答票数:2116票)。

 

 

■中高年の方が会社を辞めやすい?

 

Facebook naviのFacebookアカウント結果

 

citrusのFacebookアカウント結果

 

citrusのTwitterアカウント結果

Facebookでは「辞める」がやや優勢で、Twitterでは「耐える」と「辞める」が半々という結果になりました。実はこれ、筆者の予想とは真逆。てっきり、ユーザーの年齢層が高いFacebookでは「耐える」が多く、年齢層が低いTwitterでは「辞める」が多いと予測していたのです。

 

転職に関する調査(2013年、NTTコムリサーチ調べ)によると、中高年世代の方が若者世代より転職経験が多く、転職後に満足した点として「人間関係」を挙げています。

 

「どこの職場でも嫌な人はいるんだから」と脅され続けている若者世代よりも、転職で人間関係が改善することを体験したり聞いたりしている中高年層の方が辞めるという選択をしやすいのかもしれません。

 

 

■ドS上司にありがちな言動3つ

 

 

パワハラがこれだけ注目される時代となり、暴力を振るうような上司はさすがにいなくなりましたが、ドS上司は今もしぶとく生き残っています。彼らの特徴は主に3つ。

 

1、言動に配慮がない
指導時の配慮がなく、暴言、脅し、侮辱ととれるような言動も多い。部下を成長させるための指導だけでなく、指導と称して感情を表出させる場合もある。

 

2、過大な要求を押しつける
無理難題を押しつける、業務と関係のないことをやらせようとするなど、要求水準が高い。まれに、経験や知識と関係のない単調な仕事ばかりさせる人もいる。

 

3、想像力、思いやりが欠如している
相手がどう感じるかの想像力が欠如しているタイプ、相手がどう感じるかは想像できても人の気持ちを思いやれないタイプ、想像力と思いやりの両方ないタイプがいる。

 

こんなドS上司にあたっても、それほどめげない人もいれば、心身に影響が出てしまう人もいます。その差はいったい何なのでしょうか。

 

 

■ドS上司とはコミュニケーションをとれないと思え!?

 

ドS上司にあたっても、ストレスを感じにくい人はいます。たとえば、自分で考えるよりも指示された通りに動く方が好きな人、横暴なやり方に慣れている人、ストレス全般に耐性が強い人などはドS上司とうまくやれる可能性が高いでしょう。

 

逆に、自分の主張を通したい人、理不尽な態度に我慢がならない人、ストレス耐性の低い人は大きな負担を感じるでしょう。性格を変えるのが難しい場合、他に対処法はないのでしょうか。

 

部下を成長させるためあえてドSぶりを発揮している上司の場合、意図をくみ取った発言をすると円滑にコミュニケーションをとれる可能性があります。しかしパワーバランスが存在する状態で自分の正義を振りかざすタイプのドS上司とは、基本的に円滑なコミュニケーションはとれないと思ってよいでしょう。

 

やり過ごす、刺激しないといった消極的なコミュニケーションで被害を最小限にとどめるしか方法はありません。そのためにも大事なのは、いかにメンタル面のケアができるかです。

 

 

■ドS上司の部下に贈る2つのメンタル安定法

 

ストレスの強さは、上司の質やストレスとなる言動の量だけで決まると思っていませんか? ストレスの強さは「予測できるか」「対処可能か」という点に大きく影響を受けます。具体例として、大きな音がストレスになっている場合を考えてみましょう。

 

急に大きな音を出された場合と大きな音が出ることを予測できている場合ではストレスを感じる度合いは変わります。また、耳栓をする、違う場所に避難するなどの対処ができる場合と何の対処もできない場合でも変わります。

 

ドS上司にあたった人は、ぜひ上司を観察するようにしてみてください。過度に萎縮しなくなりますし、怒り出しそうなタイミングや状況がわかるようになり、ストレス軽減の効果が期待できます。

 

無茶振りをされたら代替案を交渉する、人格攻撃をされたら同僚に相談するなど、「ドS言動」への具体的な対処法を用意するのもお勧めです。何らかの対処ができると考えるだけでもストレスの感じ方は変わります。逆に、どうせダメだと無力感を学んでしまうと、うつ病などにつながりやすくなります。

 

 

■ドS上司のもとで働いた結果…

 

 

筆者も超ドSな上司のもとで働いたことがあります。そのときは「この上司をうまくコントロールできたら怖いものはなくなるはず」と考え、あの手この手で懐に入りました。しかし今になってみると、あの努力と時間が本当に必要だったかは疑問です。

 

我慢するにはエネルギーが必要です。そして一日に使える我慢エネルギーはそう多くありません。嫌な上司に我慢エネルギーを使い果たし、他の部分で自己制御に支障がでるくらいなら、「部署の異動を申し出る」「会社を辞める」といった選択もアリだと思います。

 

人生は思っているよりも短いものです。自分が納得するまで頑張ったのなら、潔く撤退することも英断ではないでしょうか。


土曜ドラマ

『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』最終回

(C)NTV

2018年6月16日(土)22:00~
<出演>
菜々緒
佐藤勝利(Sexy Zone)
木村佳乃
船越英一郎
西田敏行 ほか
<スタッフ>
脚本:山浦雅大 藤平久子
音楽:井筒昭雄
チーフプロデューサー:福士睦
プロデューサー:森雅弘 本多繁勝
演出:佐久間紀佳 小室直子ほか
制作協力:AXON
製作著作:日本テレビ

HP:http://www.ntv.co.jp/missdevil/

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コミュニケーション研究家

藤田尚弓

All About 話し方・伝え方ガイド。企業と顧客のコミュニケーション媒体を制作する株式会社アップウェブを経営。言語・視覚の両面から「伝わる」ホームページやパンフレットなどの制作を通し、日々コミュニケーション...

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