たるみの原因に!「頭蓋骨の老化」の防ぎかた

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まだまだ「筋肉」ブームは続いていますが、実は本当に重要なのはもっとその先、「骨」だったんです。骨は臓器であり、ターンオーバーを繰り返しています。しかも頭蓋骨も老化をするって知っていましたか?40代から始まるその老化、たるみの原因にもなるんです。頭蓋骨の鍛えかた、教えます。

 

 

■顔の骨は腰椎よりも早く、骨密度が低下し始めます

 

腰椎と顔面骨の骨密度を年代別に比較した場合、腰椎よりも顔の頰骨のほうが骨密度の減少が早く進むというデータが2012年、アメリカの美容医療雑誌に発表されました。一般的に骨密度が低下するのは閉経後といわれていますが、顔の頰骨は41~60歳の中年層ですでに減少。頰骨の密度低下は40代から始まっています。頭蓋骨は運動や荷重による刺激を受けにくいことが原因と推測されます。土台である骨が減少するとその上の皮膚もたるみ、シワなどの原因に。加齢による骨密度の低下を完全に防ぐことはできませんが、40代から骨の健康を意識して運動や睡眠、食事などの生活習慣を整えることが大切です。

 

 

教えてくれたのは……アオハルクリニック院長 小柳衣吏子先生

 

 

 

■頭蓋骨により近いインナーマッスル・側頭筋を刺激してたるみを引き上げ

 

 

耳上からこめかみに広がる側頭筋は骨に付いたインナーマッスル。関節でほぐし、指先を頭頂部に向けてゆっくり引き上げて刺激すると、たるみ防止にも効果的。

 

 

■美容グッズを使って表情筋を鍛えつつ、骨を支える筋肉にも刺激

 

 

ローラーで左右の頰を挟み込んでリフトアップ。微弱電流が筋肉を収縮させ、温感RFが温めて表情筋にアプローチ。ルルド フェイスメイクローラー¥45,000(アテックス)

 

 

口にくわえてスウィングするだけ。効率的に小頰骨筋、大頰骨筋など口まわりの表情筋に負荷を与えて鍛える。FACIAL FITNESS PAO ¥12,800(MTG)

 

 

■左右均等によく噛んであごの骨を丈夫によく噛む習慣を身につける

 

 

咀嚼は全身の健康に深く関わっています。よく噛んで食べることで上下のあごの骨や咬筋が発達するだけでなく、栄養素の消化や吸収もアップ。左右均等に噛むことを習慣に。

 

 

■骨の生成に欠かせないビタミンDは日光浴で作る

 

 

顔や首はしっかりUVケアして光老化を防ぎつつ、手のひらなどをかざして日光浴。紫外線量にもよりますが、1日10~20分の日光浴でもビタミンDを生成できます。

 

 

■女性ホルモン様に働く大豆イソフラボンで骨密度の低下を抑制

 

 

大豆イソフラボンを乳酸菌で発酵させたエクオール含有食品「エクエル」¥4,000(大塚製薬)で毎日一定量を補給する方法も。

 

 

骨密度の低下を防いでいるのが女性ホルモン。大豆イソフラボンが含まれる大豆製品を取ると、腸内で「エクオール」が作られ女性ホルモンに似た働きをします。

 

 

■質の高い睡眠で成長ホルモンを分泌。骨や筋肉の代謝を促す

 

 

眠っているときに骨や筋肉など体の代謝を促すのが成長ホルモン。午後11時~午前2時のノンレム睡眠のときに最も多く分泌されるので、睡眠の質を上げることが大事。

 

 

2018年『美ST』5月号掲載

撮影/仲道裕司、中林 香、楠 聖子 ヘア・メーク/大山美智 モデル/荒井依里(TEAM美魔女) 取材/柏崎恵理、西岡直美、竹下順子 イラスト/まるはま

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