契約や交渉、プレゼン…。大事な場面を乗り切るための“スーツ”着こなし術とは?

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『ビジネスマン「身だしなみ」向上委員会』(宮崎俊一/講談社)

多くのビジネスパーソンにとって、戦闘服ともいえるスーツは欠かせないモノである。例えば、客先へ向かった場合。どんな格好をしているのかと、第一印象でその日の商談の結果が左右されるような状況もあるかもしれない。


そのため、世の中にはスーツの着こなし方を紹介した書籍が多数ある。その一つである『ビジネスマン「身だしなみ」向上委員会』(宮崎俊一/講談社)は、老舗デパート・松屋の紳士服売り場でバイヤーを務める著者が、実際の相談事例をもとにしたアドバイスを与えてくれる一冊だ。

 


■緊張感ある契約や交渉の場…誠実さを出すなら“ネイビースーツ”


契約や交渉の場面というのは、自分自身、ひいては会社の運命を左右するかもしれない緊張感のある一コマである。スーツ一つで何が変わるのかと疑問に思う読者もいるかもしれないが、著者は、そんな場面には「相手を引き立てる控えめな装い」で向かうのがポイントだと解説する。


実際に用意しておきたいのは「無地のネイビースーツ」。段返りの3つボタンないし2つボタンのネイビースーツで、数名で契約や交渉の場面に立ち会う際、立場が上の人間であればストライプ柄のネイビースーツを着用する。ストライプの間隔は1〜1.5cmで、落ち着きがあり、なおかつ誠実な印象をもたらしてくれるそうだ。


ちなみに、著者がもう一つ補足しているのは、このような場面で持つべき鞄。フタのないトートバッグを持つ人も多いが、重要な書類などをポイッと投げ入れるような仕草はご法度。大切な場面には、ジッパーなどできちんと閉じるブリーフケースがふさわしいという。

 

 

■自分が主役になるプレゼンの場面では“スリーピース”で堂々とした印象に


企画や新製品の発表といったプレゼンの場面。こちらも緊張感ただようところであるが、大舞台では「自分の存在感をアピールすること」が、場面に適したスーツ選びには欠かせない。そんなときにこだわるべきポイントは、色ではなく生地そのもの。キーワードになるのは「光沢感」で、本書では、モヘア混やシルク混のウールがおすすめだと紹介されている。


また、より堂々とした自信ある印象を与えたいなら、スリーピースのスーツを選ぶのがベター。ワイシャツも無難に選ぶなら白無地でもオッケーだが、華やかさを演出するなら光の当たり方により柄がチラ見えする織り柄がふさわしく、立って話すなら、手元にもインパクトを与えられるようダブルカフス+カフリンクスを効果的に使ってみるのもアリだ。

 

 

■クールビズでもっともおすすめなのは“鹿の子素材のポロニット”


夏場にはすっかりおなじみとなったクールビズ。半袖にノーネクタイといった何となくのイメージはあるものの、一体どんな格好が正解なのかと疑問もわきあがる。バイヤーである著者は、そんな時期にふさわしい着こなし方を提案する。


会社によっても規定はあるだろうが、「内勤スタイルの場合は半袖も許容範囲」だというのが本書の見解だ。ただ、選び方には気を配った方がよく、通常のポロシャツと違って裾にもリブが入っており、袖口から脇毛が見えることもないためポロニットのシャツが適しているという。


なかでも、著者がおすすめするのは鹿の子素材のポロニット。形はワイシャツと同じで、襟がワイドカラーかボタンダウンのものであれば、カジュアルに寄りすぎることもない。台襟が付いているため、急にジャケットを着なければならない場面が来ても、違和感なく着こなせるそうだ。


毎日使うものだから、お店ではすすめられるがまま何となくで選んでいる人たちも少なくないかもしれない。しかし、選び方一つを工夫すれば、自分のたずさわるビジネスをきっと優位に進めることもできるはずだ。


文=カネコシュウヘイ

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