新市場の開拓となるか?「女性向けプラモデル」誕生!

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出典:バンダイホビーサイト 『プラモデル キャッスルクラフトコレクション』

 

プラモデルと言えば、“男の子”の世界。戦闘機や船、自動車などをコツコツと組み立てた経験のある男性は多いだろう。最近では、ガンダムプラモデル、通称「ガンプラ」が男の子の定番となっている。時代が変わって、作るモノは違えど、地道に組み立てる作業を男性が好むのは同じである。

 

だが、そんな男の世界に女性が進出してきた。

 

少し前、ガンダムのモビルスーツ「アッガイ」が、若い女性に「可愛い!」とウケ、ガンプラが売れた。ユニークなデザインが、女性の心を捉えたのである。その「アッガイ」のフォルムを参考に、クマ型の「ベアッガイ」が生まれ、さらに「プチッガイ」という、モビルスーツを商品化したところ、またまた「可愛い!」と、大ヒットとなった。

 

知らない人には、何のことだかわからないだろうが、テディベアのようなロボットと言えば、雰囲気は伝わるだろうか。元々、ガンプラは接着剤を使わずに組み立てることができるので、その手軽さが女性にも受け入れやすかったのだろう。

 

そしていま、新たな「女性向けプラモデル」が誕生したのである。

 

ディズニー映画のプリンセスたちの舞台となる城をモチーフにした「キャッスルクラフトコレクション」。“プラモデル”という男性的志向でありながら、「プリンセスの城」という女性的志向を取り入れている。城の中にはLEDを内蔵し、夜は照明として使うことができる。実用的なインテリアとしたあたりが、女性ウケする仕掛けだと捉えることもできる。

 

また、女性は“モノを組み立てる”という作業をあまり経験していないので、新たな世界をプチ体験する楽しさがある。完成後は、プリンセスという夢の世界に浸っていられる。これは、新しい市場の開拓となるかもしれない。テーマはあくまで女性向けでありながら、男性の世界を覗き見ることができる。

 

この戦略で新市場を開拓するなら、まだまだたくさんの“男性の世界”が残されている。

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佐藤きよあき

佐藤きよあき

1961年兵庫県生まれ。広告デザイン会社にコピーライターとして勤務の後、プランナー・コピーライターとしてフリーランスに。モノづくりへの興味から、仕事を継続したまま、木のおもちゃ制作を開始。ネット販売に着手...

佐藤きよあきのプロフィール
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