今月の乗ってよかったクルマ3台ーーCX-3に、クラリティPHEVに、ポロGTI

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本記事では、プロが最近乗って良かったと思ったモデルを厳選して、コンパクトにお届けします。今回は、マツダのクロスオーバーSUV、CX-3の大幅改良モデルをフィーチャー。そのほか、ホンダの燃料電池車に追加されたプラグイン・ハイブリッドや、人気のフォルクスワーゲン ポロのスポーティモデルGTIと、多彩なラインナップを試乗して紹介します!

 

 

その1 エンジンを一新して快適な走りを手に入れた

 

 

 

 

 

マツダ CX-3(SUV)

SPEC【XD Lパッケージ(4WD/AT)】

●全長×全幅×全高:4275×1765×1550㎜
●車両重量:1370㎏
●パワーユニット:1756㏄直列4気筒DOHCディーゼル+ターボ
●最高出力:116PS/4000rpm
●最大トルク:27.5㎏-m/1600〜2600rpm
●WLTCモード燃費:19.0㎞/ℓ

 

 

■乗り心地が滑らかになりエンジンの力強さもアップ

 

CX-3は2015年に登場以来、早くも4回目のアップデートとなりました。今回の改良では初めて内外装のデザインをリニューアルしたことも話題となりましたが、注目したいのは何といってもエンジンが一新された点です。本車の主力となるディーゼルターボエンジンは、排気量1.5ℓから1.8ℓに拡大。さらに、昨年追加された2ℓガソリンエンジンも改良されています。足まわりの仕様変更、専用タイヤの採用、シート構造の見直しなどもあり、より快適な走りを手に入れました。

 

今回は、ディーゼルとガソリンの両方に試乗しましたが、いずれも従来モデルからの進化を実感できました。乗り心地は格段に滑らかになり、エンジンは日常域における力強さが大幅にアップしています。また、フロント/リアドアの外板や、リアドアガラスを厚くしたことで、静粛性を高めたのも好印象。スタイリッシュな外観のクルマという印象が強かったCX–3は、走りの質感と快適性が向上して、一層魅力的なモデルとなりました。

 

 

【注目ポイント01】操縦性はスポーティ

 

 

新開発タイヤの採用や足回りの仕様変更などの効果で、従来モデルと比べて乗り心地が格段に滑らかになりました。その一方で、持ち前のスポーティな操縦性は損なわれていません。

 

 

【注目ポイント02】質感も使い勝手も向上

 

 

室内では、前席の構造材が変更されたほか、パーキングブレーキを電動化したことでセンターコンソールのデザインを一新。質感に加えて使い勝手も向上しています。

 

 

【注目ポイント03】ディーゼルは1.8ℓターボに

 

 

ディーゼルエンジン(上)は、実用燃費の向上を図り1.8ℓに拡大。2ℓガソリン(下)も燃焼室や冷却まわりなど、細部を磨いて全域のトルク向上と燃費改善を実現しました。

 

 

その2 EV航続距離はPHEVのなかでもトップ

 

 

ホンダ クラリティ PHEV(セダン)

SPEC【EX】
●全長×全幅×全高:4915×1875×1480㎜
●車両重量:1850㎏
●パワーユニット:1496㏄直列4気筒DOHC+モーター
●エンジン最高出力:105PS/5500rpm
●エンジン最大トルク:13.7㎏-m/5000rpm
●モーター最高出力:184PS/5000〜6000rpm
●モーター最大トルク:32.1㎏-m/0〜2000rpm
●WLTCモード燃費:24.2㎞/ℓ
●EV航続距離:101㎞

 

 

■FCV仕様をはるかに凌ぐユーザビリティを獲得した

 

珍しいFCV(燃料電池車)として知られるホンダ クラリティに、プラグイン・ハイブリッド(PHEV)仕様が追加されました。そのシステムはガソリンエンジンに電気モーター、総電力量17kWhのバッテリーを組み合わせたものですが、最大の魅力はEV走行時の“アシの長さ”。JC08モードよりリアルに近いとされるWLTCモードで101㎞という航続距離は、数あるPHEVのなかでもトップの性能なのです。

 

実際に試乗すると、満充電時のEV走行はやはり最高でした。日常的な使用環境ならエンジンの出番はなく、室内は常に静粛。水素充填の不便さが否めないFCVに対して、本車が大きなメリットを持つことは間違いありません。

 

 

【注目ポイント01】室内はくつろぎ感をアピール

 

 

充電&給油口の開閉スイッチが3つもあるのはPHEVならではですが、室内の作りは基本的にFCVと同じ。バッテリーは床下に搭載されるが、室内空間の広さは十分です。

 

 

【注目ポイント02】容量はFCVより大幅にアップ

 

 

FCV仕様は巨大な水素タンクにスペースを取られてしまいますが、PHEVでは512ℓもの荷室容量を実現。後席が分割可倒式となるため、長尺な荷物の積載も可能です。

 

 

その3 パワフルな走りは“ホットハッチ”に相応しい

 

 

フォルクスワーゲン ポロ GTI(ハッチバック)

SPEC
●全長×全幅×全高:4075×1750×1440㎜
●車両重量:1290㎏
●パワーユニット:1984㏄直列4気筒DOHC+ターボ
●最高出力:200PS/4400〜6000rpm
●最大トルク:32.6㎏-m/1500〜4350rpm
●JC08モード燃費:16.1㎞/ℓ

 

 

■ボディサイズに見合わない重厚な乗り心地を味わえた

 

フォルクスワーゲンの高性能なスポーツモデルに与えられる伝統ある称号「GTI」を冠したポロが、日本に上陸しました。エンジンはゴルフGTIと共通の2ℓターボを採用し、最高200馬力&最高トルク32.6㎏-mのパワーを備えています。全長約4mのコンパクトボディでこれを実現したのは圧巻で、“ホットハッチ”に相しい性能でしょう。

 

パワフルではあるものの、ドライビングフィールに粗さはありません。わずか1500rpmで最大トルクに到達するエンジンは、日常域での扱いやすさも感じさせました。引き締まった乗り心地は上々で、ボディサイズに見合わない重厚感をも味わえるほど。速いだけでなく、ちょっと贅沢なコンパクトカーとして、オススメしたい一台です。

 

 

【注目ポイント01】エンジンはゴルフ譲りの2ℓ

 

 

ポロGTIで初採用となる2ℓターボエンジンは、ゴルフ用がベース。先代に対して出力が8馬力、トルクは7.1㎏-m向上しています。ミッションはツインクラッチの新世代ATです。

 

 

【注目ポイント02】チェック柄シートなどを継承

 

 

GTIの伝統でもあるチェック柄のシートファブリックや、トリムパネルをはじめとするレッドのアクセントで、室内はスポーティな装いになります。快適装備も充実しています。

 

文:小野泰治 写真:宮門秀行

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