世知辛いor合理的?「死」の簡略化・節約の是非

コラム

citrus 編集部

効率化、時短…… 何にでも「コスパ」を求めがちな現代人。その波は死にまつわるイベントにまで押し寄せているようです。葬儀やお墓、納骨の節約や簡略化についてその是非を考えます。

 

 

 

■検体すれば、火葬代、お墓のことを心配しなくていい!?

「家族だけの葬儀だったが、飲食を含めて100万円以上かかった」「火葬のみでも20万円以上」「お墓を建てたら150万円」と、葬儀やお墓については万単位で大きな額が動きます。近年は格安をうたう業者もありますが、破格の費用というわけではなく、むしろ安かろう悪かろうでトラブルになるケースも見られます。そんな中、このような噂が巷に出回っています。

 

「献体すれば葬儀・お墓の費用がかからない!?」

 

葬儀代等の節約の手段として、献体登録を希望する人が多くなっているそうです。

検体すれば、葬儀費用をすべて大学等がもってくれるというのは実は誤解。遺骨がしばらく戻ってこないからこそ、葬儀はきちんとやっておくべきという意見もあるようです。

 

 

もっと詳しく知りたい方はコチラ>>最後の節約!? 「献体すれば葬儀・お墓の費用がかからない」の誤解

 

 

 

 

■「送骨納骨」で手軽に供養!?

葬儀後、しばらく自宅に安置された遺骨は、四十九日や一周忌法要等、親戚が集まりやすいタイミングを見計らって、墓所に納骨するケースが一般的。ところが家族や親戚の立ち合いなしに、日本郵便の「ゆうパック」で霊園や寺院に遺骨を送り納骨してもらう「送骨納骨」が近年にわかに広がりをみせています。

きちんと供養したい気持ちはあってもお墓を立てる余裕がないなど、経済的な不安を抱えている人も多い現代。とはいえ、ゆうパックで遺骨を送るというサービスには賛否あるようです。

 

 

もっと詳しく知りたい方はコチラ>>遺骨をゆうパックで宅配!? 進化する納骨ビジネスの是非とそれぞれの事情

 

 

 

 

■東京で火葬するとお金がかかる!?

経済格差、教育格差、雇用における正規・非正規格差…かつて国民の大多数が“自分は中流だ”という意識を持っていた時代は遥か昔、「勝ち組」、「負け組」の言葉にあらわれているように、二極分化が進んだ。いまや「格差」はあらゆるところに蔓延し、深刻な社会問題のひとつとなっている。

 

“格差問題”は死ぬまで、いや、死んでからもなお続く。

東京23区の火葬料はほかの都市、東京のほかの市とくらべても高いといわれています。なぜ東京23区の火葬料は高騰したのでしょうか。

 

 

もっと詳しく知りたい方はコチラ>>東京で死ぬのは損!? 死に場所によってこんなに違う、お金の話、知っていますか?

 

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