MB登場! citrus読者のアラフォー男性のために“誰でもおしゃれになれる方法”を聞いてきた(ビジネススタイル編)

ライフスタイル

メンズファッションのブロガーとして凄まじい影響力を持つMB氏を迎えた特別企画を、前後編にわけてお届けします。同氏が提唱する絶対普遍、超実用的、誰でもおしゃれになれる“MB理論”を、私の“着こなし工学”的観点でアラフォー世代の着こなしにフォーカスします。前編は大人のビジネススタイルについて。MBさんの至言、連発です。

 

 

■“大人のビジネススタイル”って……

 

 

スーツという完成形をできる限り崩さないのが正解

~MBの至言・その1~

 

MB(えむびー)
ファッションブロガー、作家。2012年、Webサイト『KnowerMag』をオープン。アパレルのバイヤーなどの経験を踏まえた明快なメンズファッション解説で人気を集める。オンラインサロン「MB LABO -ファッションの集合知へ-」も盛況で「DMMオンラインサロンアワード」受賞。書籍『最速でおしゃれに見せる方法』はベストセラー。企画協力のコミック『服を着るならこんなふうに』など関連書籍は累計100万部超え。近年はブランド、セレクトショップなどとコラボアイテムも展開。2018年「スナックMB」を六本木にオープン

 

:オフィスのドレスコードがカジュアル化していますが、着崩しが難しいんですよね。どうカジュアルダウンしたら良いかで悩んでいる人も多いと思います。そもそもスーツ自体が、着こなしとしてひとつの理想形ですから。

 

MB:そうですね。なので、スーツという完成形をできる限り崩さないのがビジネススタイルの正解です。

 

:『世界一簡単なスーツ選びの法則』でもそう書かれていましたよね。その通りだと思います。無駄な色柄を使わず白シャツ+黒スラックスで完結させるのがミニマルですよね。いっぽうで、ビジネススーツで軸にすべきなのはネイビーという考えもあります。ビジネスカジュアルでも迷ったらネイビーのワントーンでもいいと思いますが。

 

MB:仰る通り、ビジネスならダークネイビーもいいかもしれません。でも、うまく崩せず野暮ったくなるくらいならドレスなブラックで良いと思います。それでおしゃれに見えないとしたら色よりサイズの問題。スーツがブラックからネイビーに変わっても、シャツがホワイトからサックスブルーに変わっても、サイズが合っていなければおしゃれには見えません。

 

:たしかにスーツスタイルではサイズ感が大切です。それはビジネスカジュアルでも同じということですね。

 

MB:崩しすぎないのがポイントですから。スーツでもビジネスカジュアルでも、シワが入らないようなサイズを選ぶことが重要です。

 

 

■ぴったりの服を着ると“ポッコリお腹”が……

 

 

シャツにニットを重ねるといい

~MBの至言・その2~

 

:私はオーバーワークのストレスで今より10kgくらい太っていた時期もあったので実感しているんですが、ジャストサイズのシャツを選んで裾をスラックスに入れると、中年ならではのポッコリお腹が目立ってしまいます。隠すためにはジャケットが有効で、それだとやっぱりスーツが正解になります。でも、オフィス内でジャケットを着たままでは堅苦しい。何かほかの手はありますか?

 

アラフォー男のポッコリお腹をカバーするには?

MB:シャツを活かしつつニットをプラスするのがおすすめです。ジャケットを着る際はネクタイがないと決まりませんが、ノータイならシャツにニットを重ねるのがいいと思います。今の時期のウォームビズとしてもニットがぴったりです。

 

:ニットをビジネススタイルで活用する男性は多いですよね。その分、無難な選択肢として何も考えずに選ぶ人もいます。しっかりと効能を理解したうえで着こなしてほしいですよね。

 

MB:ポイントは、スーツの生地に合わせても違和感のないドレスライクなハイゲージニットを選ぶこと。そして、ニットの色とスラックスの色を揃えること。やっぱりいちばん締まって見えるブラックがおすすめ。体型の起伏を見えづらくしてくれるのでお腹も目立ちません。さらに、ニットを着ると腰の位置が隠れて胴体と脚の境目が曖昧になり脚長効果をもたらします。

 

:上下を同色にすると“ゲシュタルトの群化法則(色や明るさが似たもの同士が近接するとまとまったひとつのものに見える錯視のこと)”も働いて全体が縦長に見えますよね。上下を揃えるという意味ではカジュアルなセットアップをセレクトショップで最近よく見ます。MBさんも「GU」など手頃な価格のアイテムを紹介されていますよね。

 

MB:セットアップは簡単にコーディネートが完成しますからね。ジャケットとパンツが決まっているので、ほとんど何も考えずに着こなすことができます。

 

これからの季節だとニットスタイルがおすすめ。でも、ひと工夫欲しいところ……

:便利ですよね。ただこの前、渋谷でたまたまセットアップに白いTシャツを合わせた人を連続して見掛けてしまって……定番的な組み合わせだと無難な量産型になってしまわないかなぁと。

 

MB:そう思うのは、この業界でセットアップをよく目にしているからですよ(笑)。おしゃれ初心者の方にとっては、セットアップを着るというだけでけっこうなハードルです。まずはセットアップを選んでシンプルに着こなすだけで十分です。

 

 

■アラフォー男が持つべきバッグは……

 

 

リュックを合わせるのはNG。正直ダサい

~MBの至言・その3~

:あ、その通りかも(笑)。ニットスタイルとセットアップ……これからの季節だとウォームビズも踏まえてニットがおすすめできそうですね。今回はせっかくの機会なので、ちょっと欲張ってお話しをうかがいたいと思います。ニットスタイルにもうひとつ“大人の品格”を上乗せするには?

 

MB:ドレスなバッグですね。バッグに機能性を求めたくのもわかるのですが、そうなるとどんどんフォーマルから外れてしまいます。リュックを合わせるのはNG。正直、ダサいと思います。2WAYや3WAYのバッグも野暮ったい。ラクとおしゃれは違うので、ビジネスで使用するなら上品なブリーフケース一択です。ということで、こちらがcitrus読者さんへのビジネススタイル提案です。

 

【これがMB流アラフォービジネススタイル!】

 

:お見事。一気に締まりますね。

 

MB:腰痛持ちの方も少なくないと思いますので普段はリュックでも仕方ないとして、ここぞという時にはブリーフケースを使うべき。もっともドレスなブラックやブラウンのレザーを使ったブリーフケースを持つべきです。

 

:ちなみにそちらのバッグはどこのブランドですか?

 

MB:実は、私と雑誌『SPA!』のコラボアイテムです。

 

:革のシボ感がエレガントですね。シンプルで使いやすそうですし、私も現在は腰痛も克服しているので買っておいた方がいいですかね(笑)。

 

MB:ありがとうございます。ありえないくらいリーズナブルな値段設定なのでぜひ活用してください。

 

 

 

■アラフォー男のキーアイテム『レザーのブリーフケース』■

 

大人の男はブリーフケース。腰が痛くてもここぞというときはコレ!

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「着こなし工学」エバンジェリスト

平 格彦

1974年、東京都生まれ。O型。天秤座。ライター/編集者。コラムニスト。プランナー。AllAbout「メンズファッション」ガイド。[着こなし工学]ファウンダー。JAPAN MENSA会員。野菜ソムリエ。大学でマーケティングを...

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