なぜ人は仮装するのか? 法に触れるコスプレとは? 盛り上がり続けるハロウィンの謎

コラム

citrus 編集部

バレンタインを上回る市場規模と言われ、毎年盛り上がりをみせるハロウィン。もともと日本人になじみがなかったイベントが、ここまで広まった理由はどこにあるのでしょう。

 

 

 

■「外国のお祭り」から「仮装パーティ」に進化したきっかけは?

火付けに一役買ったのが、日本の2大テーマパーク。1997年からディズニーランドが、2002年からユニバーサルスタジオジャパンが、ハロウィンをテーマとしたイベントをヒットさせ、その規模は年々大きくなってきています。

 

特にディズニーランド・ディズニーシーは普段、大人の仮装はNGですが、ハロウィン期間中だけ条件付きで解禁になります。そのため、キャラクターになりきってディズニーランドを楽しみたいというディズニーファンが、ハロウィンに合わせてコスプレで大挙するようになったのです。

テーマパークや商業施設によって徐々に認知度を上げていったハロウィン。コスプレ衣装が手軽に入手できるようになったのも現在の盛り上がりの要因だといえそうです。

 

 

もっと詳しく知りたい方はコチラ>>増え続ける仮装人口、ハロウィンはなぜ日本独自の進化を遂げたのか

 

 

 

 

■ハロウィンのコスプレ族はギャルと同様の「変身願望」!?

異色肌ギャルたちのモチベーションは「とにかく目立つこと」の一点に集中される。流行真っ盛りだったころのマンバギャルには、意外と引きこもり系の大人しめな女子も多かったと聞くが、 

 

「クラスでも部活でも存在感のなかったアタシが、マンバメイク&ファッションで渋谷を歩けば、人の目を浴びることができ、『これが本物のアタシなんだ』と思えることができた」

 

 ……と、元マンバギャルだったヨシエさん(仮名)はORICON NEWSの取材に答えている。

ギャルたちが持つ変身願望は、ハロウィンの仮装に興じる若者たちのメンタリズムと共通しているのではないかと述べている筆者。一方決定的な違いも見られるようで…

 

 

もっと詳しく知りたい方はコチラ>>ガングロ、マンバときて“異色肌”!? 今年のハロウィンの若者はいったい何色になるのか?

 

 

 

 

■え!? そのコスプレ、もしかして「違法」かも!?

軽犯罪法1条15号は、「資格がないのにかかわらず、法令により定められた制服若しくは勲章、記章その他の標章若しくはこれらに似せて作つた物を用いた者」について、処罰(最高で29日間の身柄拘束)する規定を置いている。

 

よって、リアルすぎる警察官や自衛官のコスプレで、街のみんなから注目を集める自由は認められていない。ニセ警官やニセ自衛官がその辺をうろついていれば、社会に無用な混乱を引き起こしかねないからである。警察組織や自衛隊は国民からの信頼を損なってしまう上、詐欺や強要など、さらに重大な犯罪の温床にもなりうる。

警察官や消防士などにそっくりな制服や制帽を作ってきてまあることは犯罪になる危険性があるといいます。また、肌の過剰な露出や有名人のモノマネにも注意が必要なのだとか。

 

 

もっと詳しく知りたい方はコチラ>>ハロウィンのコスプレは法に触れる可能性があります

 

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