現代人の身体をむしばむ「スマホ病」の実態
現代人にとってスマホは必需品。日常生活から切り離すことはもはや不可能です。便利であることは確かですが、使用頻度や時間が増えすぎると、体に悪影響も出てきそうです。そんないわゆる「スマホ病」の症状、解消法をご紹介していきます。
■スマホ操作の際の前傾姿勢がもたらす体の不調
患者さんたちの中で、特に最近多いのは、
「“なんとなく”頭が重苦しい」
「“なんとなく”クラクラすることが多くなった」
というような、「突然」の体調不良というよりも、1週間以上も漫然と続く「なんとなく」の症状を自覚している方々です。
症状の多くは、「姿勢」の乱れが原因だという医師。スマホを操作する場合は、うつむきの姿勢で操作するのではなく、顔の正面まで上げるのが理想的なのだそうです。
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■スマホやパソコンで酷使した目が「スマホ“労眼”」に…
本来、老眼とは、眼のピントを合わせる筋肉や、水晶体といわれるレンズが硬くなり、動きが鈍くなることで起こる目の老化現象です。ピントが合いにくい、近くのものが見えづらいなどの症状が、早い人だと40歳前後から出てくるのですが、最近ではこの老眼と同じような症状が20代・30代の人に増えているといいます。
長時間、スマートフォンやパソコンを見た後、近くの文字がぼやけて見えたり、目の焦点が合いづらかったり… そんな「スマホ“労眼”」の予防や改善策は?
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■スマホが近くにあるだけで認知能力が低下!?
スマホは、私たちの生活を変えた。当然ながら、「便利に」変えたわけだが、「デジタル認知症」と呼ばれる症状が生まれるなど、便利さの陰で私たちの認知能力はネガティブな影響も受けている。
テキサス大学の研究チームがこのほど、スマホと脳の関係を調査したところ、スマホが近くにあるだけでタスクを遂行する能力が低下するという、驚きの結果が明らかになった。サイエンス・デイリーが伝えた。
スマホがすぐ近くにあるのとないのとでは、タスクを遂行する能力に違いが出るという驚きの調査結果。実力を発揮したいときは、スマホから離れたほうがいいかもしれません。
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