ネコ型ロボットからロボットが出てくる?『ドラえもん』のロボット系マイナーひみつ道具とは

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後藤拓也

 

『ドラえもん』のひみつ道具では、「どこでもドア」や「タケコプター」などが有名ですが、マイナーなひみつ道具も多々あります。今回はマイナーなひみつ道具のなかでも、ロボット系のアイテムをセレクトしてご紹介しましょう。

 

 

■芸術の世界への皮肉!? 「ひょうろんロボット」

 

絵の評論家であるしずかのおじさんに、自作の絵画を見せたところ、馬鹿にされてしまったのび太。彼が、ドラえもんに泣きついて出してもらったのが「ひょうろんロボット」でした。

 

この道具は、どんなひどい絵でも褒めてくれて、しかも周囲の人の評価まで変えてしまうという代物。これを使うことにより、のび太のつたない絵でも、それを見たパパとママが、涙を流して感動するまでになりました。

 

特に絵画など芸術の世界では顕著ですが、評論家が「良い」と褒めると、みながその評価を鵜呑みにして、名画だと思いこんでしまうことも……。このお話は、そういった現実世界への皮肉にもなっているのかもしれませんね。

 

 

■「いたわりロボット」と「しごきロボット」

 

お父さんに叱られて、すっかりしょげているのび太をうまく慰められないドラえもんが取り出したのが「いたわりロボット」。失敗や、勉強しないで遊んでいることまで肯定してくれる、優しいロボットです。

 

これを使うことでのび太は自信を取り戻すのですが、何があっても慰めてくれるロボットにだんだん頼りきりになってしまいます。その姿を見たドラえもんは、このままでは将来落ちぶれてしまうと危惧し、今度は「しごきロボット」を取り出します。

 

しかし今度のロボットはスパルタすぎて、食事も取らせず勉強させようとして……。これにはのび太も、ほとほと困り果ててしまいました。アメとムチはどちらも大事ですが、行きすぎはよくないという教訓が込められたお話なんでしょう。

 

 

■人形に命を与える? 「ほねぐみロボット」

 

「ほねぐみロボット」は、骨の形をした自律型ロボットで、これを人形のなかに組み込むと、人形が動き、話すようになります。子どものおもりを頼まれたのび太が、自分の代わりに人形に相手をさせようとして使った道具でした。

 

今でいうAIが活用されているであろうこのロボットですが、その性格には難があり、わがままを言い出して、のび太とドラえもんを振りまわすようになってしまいます……。もしかしたらそんなロボットたちに、人間たちが振りまわされる未来を予言した話なのかもしれません。

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後藤拓也

編集プロダクションA4studio(エーヨンスタジオ)所属のライター。1992年、東京都生まれ。生きている時間の大半はラジオを聴いている。将棋の対局を観戦したり、野球やサッカー、プロレスを見たり、人文書を読んだり...

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