【婚活サバイバル】アラフォー婚活女も焦る!昭和生まれの女子の深い闇

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私、清葉アキ子は現在44歳、絶賛婚活中。見た目はキレイなお姉さん系、都内出身、四年制大学を卒業後、編集兼ライターの仕事をしています。38歳から始めた婚活で体験したこと、わかってきたことを堅実女子の皆さんにお伝えできればと思い、ここで紹介します。婚活は、まさしくサバイバルなのです……。

 

 

■「平成ジャンプ」という言葉に焦る

 

平成30年、秋。あと半年ちょっとで平成が終わる。

 

高校受験を目前に控えた中学3年生の冬休み、学習塾での冬期講習中、ふと窓の外に目をやったら、向いのビルの電光掲示板に“天皇陛下崩御”の速報が流れ、ほどなくして“平成”という新しい時代が始まってから、もう30年も経ったのか……。平成になった年に高校に進学し、大学時代は授業とバイト三昧、卒業後は好きな仕事を手にして全力で走ってきたことを振り返ると、30年という年月はあっという間だったように思う。

 

先日知ったのだが、平成という時代に戸籍に何も記されなかった人(つまり、結婚や出産、もしくは死亡などの記載がない白紙の人)を、「平成ジャンプ」と言うのだそう。

 

あ……あと半年の間に出産はもちろん、結婚できる気がしないので、私の戸籍には何も残る気がしない。「平成ジャンプ」ほぼ決定だ……。 同世代の独身女性にこの話をすると、「うっかりすると、平成だけじゃなくその次の時代もジャンプしちゃう“2時代ジャンプ”の可能性もありそうよね~」「次の記載は“死亡”かもねぇ~」と笑い飛ばして深く考えることから逃げて終わるのだが、これ、冗談じゃなくリアルにあるかもしれない……(汗)。平成最後の夏が終わって平成最後の日までのカウントダウンを感じ始めたら、なぜか不安がじわじわと増してきた。

 

 

■30歳だけど昭和生まれ女子たちの苦悩

 

先日、アラサーからアラフィフまでの女性が10人ほど集まって食事をしていたとき、この「平成ジャンプ」の話になった。この話、冗談っぽく笑い飛ばせないのは、アラフォーの私たちだけではない。意外にもざわついていたのは、平成元年早生まれを同学年に持つ昭和63年4月1日以降から昭和64年1月頭生まれのジャスト30歳女子たち。彼女たちには、強い“昭和生まれコンプレックス”なるものがあるのだそう。

 

幼いころから「昭和」か「平成」か?と、ことあるごとに確認されてきたという彼女たち。

 

もちろん子どものころはそこになんのコンプレックスを感じることはなかったが、大学進学や就職という幅広い世代のなか(学年より生年で区切られるような環境)に飛び込んだときに、その格差は大きなものとなる。

 

「あの子は平成生まれだもの!」と特別扱いされている平成生まれに対し、「あの子は昭和生まれだから……」と同じ学年でありながらもその恩恵にあずかれなかったことで、“昭和生まれ”側には強いコンプレックスが芽生えてしまったのだ。

 

ジャスト30歳女子のなかに根強く潜んでいた、その“平成生まれ”と“昭和生まれ”の格差は、この「平成ジャンプ」という言葉が発生したとき、大問題に発展!同じ時代を同じように生きてきたにもかかわらず、「私は平成に生まれているから『平成ジャンプ』じゃないわよ~(笑)」と言う同い年の“平成生まれ”側の友人に対し、“昭和生まれ”側の『平成ジャンプ』女子のなかには強い嫌悪感と劣等感が生まれ、“昭和生まれコンプレックス”が爆発してしまったかたちだ。

 

 

■30歳の重み

 

30歳といえば、多くの女性が“ここまでには結婚しなければ!”と思う、ひとつの壁となる年齢。その年齢で“いまだ独身”というだけでも大きな焦りを感じているところに、追い打ちをかけるように降りかかってきた“昭和生まれ”コンプレックス!!「平成ジャンプ」というネーミングは、劣等感をも煽られる感じに。

 

さらにさらに、平成元年生まれ女子が、次の時代の元年に出産する“母子二世代・元年生まれ”を目指して盛り上がっているのだとか。その同世代のブームに乗れない“昭和生まれ”女子は、まったく面白くない。

 

そんなこんなが重なり、30歳独身女子の間には、40代や50代のように“自虐ネタ”にして笑って吹き飛ばせないほどの根深い闇が広がっているようだ。

 

早生まれの私は、同学年のなかでも年齢を重ねるのが遅い。子どものころはそれに対して何も思ったことがなかったが、たしかに、社会人となって学年ではなく「何歳」という年齢でくくられることが多くなった。多くの友人が30歳になったとき、まだ29歳という自分をちょっとだけ“ラッキー”って思ったのは事実。35歳、40歳、45歳……と節目節目の年齢になるときには、同学年の春生まれの友人から言われる“ズルい!”という言葉も、年々重くなってくる。

 

早生まれとの格差ですらそうなのだから、時代をまたいだ格差はかなり大きな問題なのかもね。でも、昭和まだまだ30歳だし、独身って言っても、ぜんぜん卑屈になる年齢じゃないのに!

 

平成ジャンプ……してしまいます……。ひいいいい。

 

今は独身でも、平成時代に戸籍の変化があった人は「平成ジャンプ」組に優越感があるようで……ん?マウンティングされてる?

 

 

■“3世代を生きる人間”になる衝撃

 

平成もあと半年ほどで終わってしまう。竹下内閣のときの小渕内閣官房長官が「平成」と書かれた額縁を掲げた記者会見がまだまだ記憶に新しいのに!新しい時代だと思っていた「平成」が、古い時代になってしまうなんて、なんか不思議だ。

 

私が子どものころ、最後の江戸時代生まれの方がまだ生きていたし、祖父や祖母は、明治~大正~昭和~平成と4世代生きていたので、世代を越えて生きているということは“生きる化石”的存在であり、衝撃にも値する印象がある。

 

しかし、来春になれば、私も“3世代を生きる人間”と化してしまう。

 

戸籍に平成という時代を生きていたことをなにも記されなかった人を「平成ジャンプ」というという話を聞き、うかつにも「なんてうまいネーミング!」と編集・ライターとしては感動してしまったが、やっぱりそれを真剣に考えると、ほんと、平成の30年間、なにをやってきたのやら……と虚しさが多少なりとも生まれてしまうのは否定できない。

 

平成になってからの30年のなかで、成人後の約15年、ひたすら仕事をし続けてきた。いろんなことがあり、いろいろな経験を積み、いろいろな人と出会い……戸籍には記されないけれど多くのことが私をつくり上げたと思う。そんな人生を恥じることはひとつもないけれど、やはり、「平成ジャンプ」なる言葉によって、少なからずとも劣等感や虚無感を感じずにはいられない。

 

 

■戸籍に動きがあった人間の優越感

 

1歳年下の友人で30歳目前に結婚にたどり着いた女性がいる。残念ながら結婚生活はたった数年でピリオド打つ形となり、独身に戻って、間もなく10年になる。もう一度結婚をしたいと思っている彼女は、婚活仲間だ。

 

その彼女が、例の「平成ジャンプ」という言葉を面白おかしく私に話してきた。まぁ、この言葉をすでに知っていたので、「あぁ、知ってる!」とサラリと流していたのだが、その彼女、この「平成ジャンプ」に自分は該当しないということで、同世代の独身女子という同じ立場の私に対して優越感を感じたのだろう。「私は『平成ジャンプ』じゃないから!」とやたら誇示してきた。もしかしたら私の被害妄想!?そう思ってなにも反論せずにいたのだが、追い打ちをかけるように「私は昭和50年代ですけど、アキ子さんは昭和40年代ですよね~」と上乗せしてきたので、なんだか不快な気持ちになって、「でも1970年代なのだから世代は一緒!」とうっかりと強めに返してしまった。まぁ、正直、大差ないどうでもいいせめぎ合いなんだけどね(笑)。

 

でも、「平成ジャンプ」はさておき、彼女のなかでは、結婚(と離婚)したという記載が戸籍に残った(つまり一度は結婚している)ということは、いまだ結婚を一度もしていないマッサラな戸籍の私よりも“優位”であると思っているようす。

 

腹が立つ部分もあるが、まぁ、それはそれで一理ある。

 

 

■婚活市場でバツ1はアリ

 

30代まではもちろん、婚活するまでは、バツ1男性は絶対に“ナシ!”と思っていた。しかし、結婚相談所のカリスマ所長やカリスマ仲人などと話をしていると、バツ1男性も軒並みに“ナシ!”というわけじゃなさそうだ。もちろん、離婚の理由や男性の性格にもよるけれど、「一律で“バツありはナシ!”とするのはもったいない!」と婚活のプロは語る。

 

婚活で知り合う男性にはバツありの人も結構いるが、バツがあるからといって必ずしも悪い奴とも限らない。自称ではあるけれど、「相手が浮気をしたから」「自分の両親と嫁の折り合いが悪かった」など離婚理由が彼にない場合もある。「お互いに30歳目前で焦っていたので、性格が合わないまま結婚してしまったせいでうまくいかなかった」「若いうちに結婚したので、お互いにまだまだ家庭に縛られたくなくてうまくいかなかった」とか、「自分が仕事ばかりしていて奥さんに寂しい思いをさせてしまった」など、自分の非を認めて二度と同じ失敗を繰り返さないと誓っている男性もいる。

 

戸籍がマッサラの“バツなし”でも、「年をとっても手を繋いでお散歩できる、笑いが絶えない夫婦でいたい」と楽しい結婚生活だけを夢見ている男性や、「誰ともつき合ったことがないけど結婚はしたい」とかいうコミュニケーションの取り方が未知数な男性よりは、結婚の酸いも甘いも知っていて、一度はちゃんと人と向き合って結婚や離婚という決断をした人、アカの他人と一緒に暮らすという大変さを経験をした人のほうが、次の結婚ではうまくいくのではないかと思うことも少なくない。

 

こう思うのは、男性側も同じだろう。

 

結婚生活経験のある女性=ある程度の家事ができる、子どもがいる女性=母性本能が強い&責任感がある、という印象を持つようだ。となると、仕事しかしてこなかった「平成ジャンプ」女子は、結婚生活に関して未知数だと思われても致し方ない。

 

反論したいところだが、自分自身、同棲はおろか彼氏と4日以上の旅行は行ったことがないってくらい、アカの他人と一緒に暮らしたことがないから、自分自身どれだけ結婚生活をちゃんと送れるか未知数だし、それがどれだけ大変か考えただけでも自信はない(笑)。

 

やっぱり「平成ジャンプ」という肩書きは、少なからずもレッテルを張られた感じ。とはいえ、駆け込みでそれを払拭することは、きっと無理~!!

 

平成のに生きた痕跡を残すのは諦めた。

 

でも、平成元年生まれ女子の“母子二世代・元年生まれ”は目指せないけれど、なんとか、次の時代の“元年婚”は目指すぞ~っ!

 

次の元号ではパートナーを絶対に見つけたい!NO MORE JUMP!

 

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