【SNSで話題】急増するクレジットカード不正利用…被害に遭わないためにすべきことは?

コラム

citrus 編集部

 

 

会計時に客からクレジットカードを預かった店員が、カード情報をメモし、自身のネット通販で不正利用するなどの「番号盗用被害」が近ごろ急増しているそうです。増税とともに政府が進めようとしているキャッシュレス化の流れで、クレジットカードを使う機会も増えると予想される中、不正利用の被害に遭わないための対策はあるのでしょうか? 電子マネーやクレジットカード事情に詳しく、カード情報ポータルサイト「ペイメントナビ」を運営する池谷貴さんにお話を聞いてみました。

 

リアル店舗での対策としては、当たり前かもしれませんが、カードを店員に預けずに決済できる方法をなるべく使いましょう

 

たとえば、クレジットカードでも「iD」や「QUICPay」といった非接触決済機能が付いているカードの場合は、相手にカードを渡す必要がありません。また、たとえばモバイルのApple Payでは、Face IDや Touch IDを設定して利用でき、カード番号をAppleが保管したり入手することはないため、安全性が担保されています。

カードを店員に渡さないことで、物理的にカードを守るというのがもっとも確実な方法のよう。一方で、万が一、不正利用された際にいち早く気づくことも大切なのだとか。

 

クレジットカード利用の都度、メールで自身に通知してもらえるサービスを提供しているカード会社もあります。自身の利用を即座に把握することで、仮に不正な決済があった際に、カード会社に早期に連絡して対応してもらうことが可能となります。

池谷さんによると、インターネット上でクレジット決済をするという人におすすめなのが、「3Dセキュア」とよばれる本人認証サービスなのだとか。

 

インターネット上でクレジットカード決済をより安全に行うために、VISA、Mastercard、JCBといったブランドが推奨する本人認証サービス「3Dセキュア」への登録をお勧めします。

 

対応しているサイトでは、「カード番号」と「有効期限」に加え、「本人のみが知るパスワード」の入力が加わることで、より一層安全な取引が可能となり、第三者による不正防止につながります。

クレジットカード不正利用の被害者にならないためには、複数パターンでの予防が必須。キャッシュレス社会に備え、安心安全に取引するために覚えておきたいですね。

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