元アイドルが語る、アイドルの恋愛・結婚とファンの存在

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こんにちは! コラムニストの小川満鈴です。私はいわゆる「ジュニアアイドル」という経歴を経て、今はなかなかの「ブサメン」旦那と結婚したのですが、このブサメン旦那のお話は今回置いておきまして、アイドルの結婚観というテーマでお話しさせていただきます。

 

 

■「アイドル」にもう価値なんてない!?

 

読者の皆様が「アイドル」というと、今の時代、おそらくは秋元康さんの創設した AKB や乃木坂、もしくはももクロさんなどを思い浮かべるのではないでしょうか? 彼女たちはもちろんアイドルなのですが、今や日本にはグループにして2000組以上、人数にすると3 ~4万人のアイドルがいると言われています。ちなみに、そんなアイドルのファンのほとんどはロリコンです……。と、それは今回は置いておきまして、アメリカでは一時期、弁護士の数を揶揄する際に「石を投げれば弁護士にあたる」なんて言われていましたが、今の日本では「石を投げればアイドルにあたる」と言い換えても良いくらいかもしれません。 つまり、すでにアイドルは飽和状態で、アイドルになればチヤホヤされる、モテるなんていうことはありません。アイドルというのは公的に認められた職業でもなく、資格もいりません。つまりは、自分で名乗った瞬間から誰でもアイドルですし、逆にいえばアイドルと名乗っていても、その人を見る人にとっては一般人なんです。

 

さらに、今の時代はインターネットの登場で一般人が様々なアプリ・ツールを使って自己主張できるようになりました。後々のリスクも考えず、自らの顔・体を気軽にネット上に公開してしまう子も多くいます。そんな彼女たちの目先にあるのが、小さな自己顕示欲です。誰かに相手にされたい、評価されたいという深層心理がそういった行動に走らせます。

 

そしてその中から有名人になる子がいるのも間違いありませんが、そのリスクの方がはるかに上なのも事実です。

 

つまり、日本においてアイドルになりたければ芸能事務所を見つけて、マネージメントしてもらうのが平均的な方法だといえます。しかし、そうは書きましたが、この構図は崩壊しつつあるのも事実で、芸能事務所の存在の必要性がなくなるのも時間の問題とも言われています。

 

 

■アイドルは基本的に嘘をついている?

 

男性でも女性でも、アイドルは「キャーキャー」言われるために存在します。つまりは主に異性にモテる存在です。しかし、ファンというのは「所詮はファン」という恐ろしい側面も持っています。

 

例えば、16、7歳以下くらいのアイドルを好きなファンがいるとします。そしてそのアイドルがツイッター・インスタをやっているとします。すると当然そのアイドルファンはアカウントをフォローしているのですが、同時に「同じライン」のアイドルのアカウントもフォローして、同じようなコメントをしています。

 

つまり、すべてではありませんが、アイドルファンというのは「その層」が好きなのであって、16、7歳の美少女、若いイケメンが好きなのであって、「その人」だけを好きなわけではないのです。

 

さて、ここから、先に書きましたようなファンの中の「例外ファン」についてお話いたします。 アイドルの握手会などで、刃物を持って事件を起こしてしまったり、スタッフに「出入り禁止」を提示されたりするファンも数パーセントの確率で存在します。こういうファンはある意味ではあれこれ手を出しているファンと比べると「一途」です。他のアイドルには見向きもせず、小さなイベントにも参加しますし、もちろんすべてのグッズを大量に購入し、人生のすべてを捧げているかのように生活しています。 アイドル側に迷惑でない場合、これは「おいしい客」です。アイドルも野菜と同じで賞味期限のある商品ですので、限られた時間内にどれだけ稼げるかが大事ですので。

 

また当然ですが、アイドルの裏側をピュアなファンが知ると愕然とするでしょう。彼氏彼女がいないアイドルなんて聞いたことがありませんし、むしろ「お盛ん」なくらいです。がしかし、そういう経験をしているからこそピュアで純粋な「フリ」をできるのだとも言えます。そう考えると、決して世間的には「性格が良い」とは言えず、一般的な人と安定した結婚をするのは難しいのかもしれません。

 

秋葉原にAKB48劇場ができて、はや14年。今やアイドルは誰でもなれる!

そんな自己顕示欲の強いアイドルが狙う結婚相手とは……!?

 


■アイドルの結婚観とは? 大体が業界人と?

 

「アイドルはいい人と出会うための武器だ」と私は断言します。また、おそらくこれはアイドルだけの言葉ではなく、地球上のすべての人間がそうなのだと考えています。

 

具体的にどういうことかと言いますと、例えば22歳になって就職活動を始めるとします。その時、色々と考えるわけです。収入は? 通うのか? 保険は? やりがいは? おしゃれな仕事? と色々な要素を総合して、そして自分の持っているスキルと照らし合わせて仕事を選びますよね。

 

この行為というのは、当たり前ですが自分のためであり、それはつまり将来、素敵なパートナーを捕まえるための行動ともいえます。アイドルの話からちょっと離れてしまいましたが、アイドルをなぜやるのか? という問いの先には「自己顕示欲」があり、自己顕示欲の先には、自分を多くの人に見てもらって、その中の見ている人の中から素敵な人を(ファンという意味だけではなく、自分のエリアが広がるという意味でも)見つける可能性を高めるという意味です。

 

実際にアイドルが結婚した相手の歴史をちょっと振り返っていただきたいのですが、例えば秋元康さんはご自身が作ったグループの方と結婚していますし、プロ野球選手、IT なんたら社長、青年実業家(未だによく分からない)と結婚というのが多いですよね。これはつまり、一般人だった子が、自分の容姿や努力でそういった「レベルの高い男性」を見つけて手に入れたということになります。これがアイドルをやらずに、普通に就職していたら一生そうい う職種の方々には出会わなかったでしょう。

 

そういう意味では「アイドルはいい人と出会うための武器だ」という言葉も間違っていない と実感していただけるかと思います。

 

 

■アイドルが結婚に失敗する理由と結婚が遅れる理由

 

「あの子、綺麗で可愛いのにまだ結婚していなかったんだね」という言葉、これは一般でも よく聞かれますよね。 私の周囲でも、アラサーくらいになると頻繁に聞かれる言葉です。ではこの原因はどこにあるのでしょうか?

 

まず、美人というのは基本的に「男性を選べます」。これは今の時代もしかすると差別的に捉えられてしまうかもしれませんが、紛れもない事実なので書きます。男性だって、イケメンは基本的に多少クズ体質でも、逆に守ってあげたい等と言われるものです。が、美人でも イケメンでも大きな落とし穴も待っています。

 

「私は俺はモテるからまだまだ安心」

これが大きな落とし穴になります。しかもアイドルという職業の場合、その人の方向性にもよりますが、結婚を発表すると確実にファンが減ります。これもアイドルが婚期を逃す理由の一つです。アイドルは、ファンの数=収入 です。特にテレビなどにはあまり出ず、ライブなどを収入源としている場合、ファンが減るということは確実に死活問題となります。そ して、それまで彼氏、彼女はいないと言っていたことは嘘だったと謝ることにもなります。

 

つまり、アイドルは「もっといい人がいるはず」「公表するとファンが減るのを理解してい る」「ファンを裏切りたくない」 という結婚が遅れる強力な「3本の矢」を常に持ち合わせており、その矢を自分で受け止めることができた瞬間に結婚となりますが、なかなかそのタイミングが掴めずに、あっという間に時間が流れ、そして今度はその「ファン」が年齢と共に減り、選ぶことさえもできなくなり、収入も減り、裏切られたと思って公表しても誰も反応せず…というスパイラルに陥ります。

 

「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざがありますが、アイドルというのは、今の 自分の状況、立場をしっかりと計算できないとこのことわざの通りになりがちです。

 

もちろん、アイドルだけでなく、一般の方々にも同じことが言えまして、私も多くの一般の方の結婚・恋愛の相談をお受けしていますが、ほとんどの方がこのパターンと同じような状況に陥っています。特に、婚活という言葉に流されて、何度も何度も婚活パーティーに参加している人はこのパターンにハマりやすいので、アイドルでなくてもどうぞお気をつけください。

 

と、アイドルを通して今回はお伝えいたしました。

 

スペックの高い男性を射止める意欲は高い、アイドルたち。狙いはITベンチャー社長か、スポーツ選手か。

 

 


 

コラムニストプロフィール

 

 

小川満鈴 おがわみな……子役から、十代前半にいわゆるジュニアアイドル(チャイドル)を経て現在はコラムニスト・ジャーナリストとして活動している。また、セーラームーンのマニアであり、日本一のセーラームーングッズコレクターでもある。2016年に結婚したが、その相手が自他共に認めるブサメン……。しかし、だからこそ見えてきた幸せ感覚を大事に、婚活に悩む女性・男性の相談も多く受けている。

 

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