セフレだけじゃない、オフレ、ビリフレ…!? 男を使い分ける女性たちのホンネ

人間関係

 

バブルの時代、「アッシーくん」(足代わりに送迎させること)、「メッシーくん」(食事をごちそうさせること)、「ミツグくん」(プレゼントさせること)と、女性が男性を使い分けることが話題になった。そして今も、女性たちはさらに細分化して男を使い分けている。

 

 

■オフレ、ビリフレとは

 

バブル期、女性たちがアッシーだのメッシーだのと使い分けていたのは、男たちにもそれなりに余裕があり、時代が浮かれていたからではないだろうか。今は男女とも、経済状況がいいわけではない。だからより細分化し、互いの経済に負担がかからないようになっているのかもしれない。

 

そして項目も〇〇フレンドというマイルドなものになっている。以前からあるのはセフレ(セックスフレンド)だが、キスをするキスフレ、ハグをするハグフレなどもある。

 

驚かされるのは、お風呂だけ一緒に入るオフレ、精神的に慰め支えてくれるリハビリフレンドのビリフレなど。

 

「私は温泉にときどき一緒に行くオンフレがいます。近場の安い温泉旅館に行きたいとき、ひとりだと高くつく。だからオンフレの彼と一緒に行くんです」

 

ミズキさん(30歳)がオンフレと呼ぶのは、同い年の男友だち。ミズキさんが前の彼に手ひどくフラれたときも、オンフレは温泉に連れていってくれ、愚痴を聞いてくれた。

 

「温泉が混浴だったり部屋についているなら一緒に入ります。夜も一緒の部屋で寝るけど、肉体関係にはならない。だって友だちですから」

 

彼が迫ってくることもない。そこで肉体関係になったら、ふたりの今までの仲が壊れてしまうことをわかっているからだ。

 

 

■恋をしても切り捨てはしない

 

ミズキさんにはセフレもいる。セフレは恋人にはならない。なぜなら一緒にいても楽しくないから。

 

「ただ、セックスの相性はいいんですよね。だからその人と会ったらすぐホテルに行って、セックスして気持ちよかったーって別れる。一緒に食事をすることもありません」

 

肉体的な快楽を満たすだけの関係なのだそう。もうひとり、セフレがいるが、これは元カレ。お互いに次の恋をするまでの「つなぎ」と割り切っているそう。

 

「ただ、もし本当に好きな人ができても、オンフレとセフレその1を切ることはないと思います。恋って楽しいことだけじゃないから、メンタルがめげそうになったときはオンフレを頼るだろうし、恋人とセックスがうまくいかなかったらセフレを頼るだろうし。そもそもひとりですべてを満足させてもらうのはむずかしい話ですもんね」

 

映画に行くなら映画好きと行ったほうが楽しい。寄席に行くなら落語好きと行ったほうが確かに楽しい。ひとりの人にすべてを託すのは無謀なのかもしれない。

 

「男を都合よく使っていると思われがちですが、私自身はお互いさまだと思ってる。人を使い分けるのは別に悪いことじゃないでしょ。みんな無意識にやっているんじゃないでしょうか」

 

言われればその通りなのだが、どこか釈然としない思いも残る。本気の恋人ができたとき、彼女自身が今のままでいられるかどうか。あるいはこういう女性は、損得抜きで惚れ込むことはないのか。状況が変化したらぜひまた会いたいと思っている。

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ノンフィクションライター

亀山早苗

明治大学文学部演劇学専攻卒業後(専攻は歌舞伎)、雑誌のフリーランスライターに。 ライター歴、もうじき30年。離婚歴1回の現在独身。長い間、男女関係に興味を持ち続け、さまざまな立場の男女に取材を重ねてきまし...

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