人生における遭遇率は約7割!なぜつける?キラキラネーム意識調査

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少し前に「王子様」と名付けられた男性が、改名が認められたことをSNSで公表。いわゆる“キラキラネーム”を名付けられた子どもの苦悩を垣間見ることができ、大きな話題となりました。その男性によると名前を何度も聞き返されたり、「本当に本名ですか?」と確認されたりすることが日常茶飯事だったそう。名前を呼ばれると笑われることも多かったそうです。

 

近年、こういった個性的な名前を子どもに名付けるケースが急増しているような印象を受けます。なぜ人は親になると、うっかりキラキラネームをつけてしまうのでしょうか?

 


■キラキラネームに好意的な人はわずか4.7%!

 

そこで今回ご紹介するのは「ミキハウス」を手掛ける三起商行株式会社が行なった、「キラキラネーム」に関する意識調査です。まずキラキラネームについて「どのように思うか?」を調べてみると、一番多いのは「好意的でも否定的でもない」で43.7%。ほかは以下のような結果となっています。

 

 

●キラキラネームについてどのように思いますか?

 

好意的でも否定的でもない……43.7%

やや批判的……41.1%

とても批判的……10.6%

やや好意的……3.5%

とても好意的……1.2%

 

 

「やや批判的」が41.1%で「とても批判的」が10.6%。合計すると半数以上がキラキラネーム反対派に。一方「とても好意的」「やや好意的」を合わせた割合はわずかに4.7%しかいません。

 

そんな評判の良くないキラキラネームですが、同調査では「自分以外の誰かの名前に対して、キラキラネームだと思った経験」についてもアンケート。結果は以下の通りとなりました。

 

「キラキラネーム」の定義はあいまいですが、親世代と子供世代で比べると、個性的な名前が増えているのは事実ではないでしょうか?

 

圧倒的に多いのは「ある」で67.6%。評判が良くないけれど、全体の7割以上は実際に遭遇している模様。キラキラネームはとても身近なものといえそうです。

 

 

■祖父母の出番なし?現代の名づけはほぼ親によって決まる

 

もちろんキラキラネームを名付けられている人は、全体のごく一部でしょう。とはいえ、そのごく一部の人がキラキラネームに走ってしまった理由は一体何なのでしょうか?そこで同調査ではパパママ世代が「名前を決める際に意識したことや、気を付けたこと」について調査。結果はこちらになりました。

 

「字画」を気にする人はかなり多いことが判明。科学的根拠はなくても、悪い字画の名前は避けたいのが親心でしょうか。

 

赤のグラフが2019年でグレーが2018年。どちらの年度もそれほど大きな差はないように感じますが、全体を通して上位となっているのは「字画がよい」と「音の響きがよい」。そしてそれに続くのはズバリ「キラキラネームを避ける」となっています。ここまでの結果だと、キラキラネームとは無縁です。

 

しかし下位になると登場するのが「他の子どもたちとかぶらない名前にする」。かぶらないということは当然ありきたりではなく個性が求められるはずですが、そのあたりがもしかしたらキラキラネームに走る原因のひとつである可能性がありそうです。

 

また同調査によると現代と一昔前の世代では、主体となって名付ける人も変わってきているといいます。例えば一世代前だと親以外にも「父方の祖父母」や「母型の祖父母」、さらに少数ですが他の家族や親せき、恩人と言った人も参加しているケースもあるそう。一方現代では全体の7割以上が「父親」「母親」で、その他の数値はほぼゼロとなっています。

 

つまり現代では名づけがほぼすべて両親にゆだねられるので、キラキラネームに対する抑止力がないのかもしれません。なぜなら産後は夫婦ともに気持ちが高ぶり、“産後ハイ”になっているケースも多いからです。

 

 

キラキラネームとまではいかなくても「え?この漢字でこう読ませるの?」と混乱する名前が多いのも、最近の風潮です。

 

とはいえキラキラネームは必ずしも悪いことではないようです。同調査ではキラキラネームを自認している人に対して「キラキラネームで良かったとこ」を質問。すると、以下のような答えがありました。

 

 

「すぐ覚えてもらえる、印象に残りやすい」(30代女性)

「自己紹介をするときに(中略)話のネタにしたりできる」(30代女性)

「可愛い名前だねと言われたり、かぶらないところ」(10代女性)

 

一番のメリットはやはり「覚えてもらえる」というインパクト。ただ、それも度が過ぎると改名した男性のように苦労してしまうリスクがあるのも事実です。名づけをする出産直後はハイテンションになりがちですが、ここはちょっと落ち着きたいもの。インパクトや個性を追求するまえに、まず落ち着いてから名づけをすることをおすすめします。

 

 

【調査概要】


調査主体:三起商行株式会社
調査期間:2018年12月27日~2019年1月6日
対象者:「ミキハウスベビークラブ」会員のうち、お子さまのいる方、現在妊娠中の方
エリア:全国
回答数:5,086名(お子さまがいる人のみを抜粋)※子どもが複数いる場合は、第1子について回答してもらっている

 

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