定年した旦那がずっーと家にいる事にイライラ! 定年夫婦はここに気をつけよ

人間関係

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例えば30歳で結婚したとして、「人生100年時代」の到来は、「結婚70年時代」の到来を意味する。70年も同じ人と一緒に生活する…! しかも定年後は、旦那は日がな一日、ソファーに寝そべっている…! そう考えると、独身のわたしは、「結婚しなくていいかな…」などとヒヨッてしまうのだが、愛する人とそれだけの年月を重ねることの素敵さに、憧れがないわけでもない。

 

「男と女は別の生き物」とよく言われるが、“別の生き物”同士が70年も一緒に仲睦まじく暮らすためには、どうすればいいのだろうか? そのヒントが、『定年夫婦のトリセツ』(SBクリエイティブ)に書かれていた。著者は、人工知能研究者の黒川伊保子さん。脳科学の観点から、「コワい妻、ポンコツ夫の処方箋」(帯より)を綴っている。本書の中から、長い夫婦生活を円満に送るための「妻の禁則」五箇条を一部ご紹介したい。

 

1、いきなりストッキングを履かない

 

身近な定番のもの、こと、行動で固めることを好む男性脳にとって、行き当たりばったりに見える妻の行動は大きなストレスになるという。今日、妻は一日中、家にいるものだと思っていたのに、いきなりストッキングを履いて出掛けられてしまうと、夫は混乱してしまう。対策としては、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)を徹底すること。「明日は友だちと出掛けてくるね」のひと言で、夫の戸惑いも減少する。

 

2、ことばの裏を読まない

 

女性にとって「思いやり」は、イコール「愛」である。しかし、男性脳にこの機能はついていない。したがって、「思いやり」で夫の愛を測ろうとすると妻は自滅する。病気で寝込んでいるとき「俺のご飯はどうするの?」と言われるとカチンとくるが、夫からすれば単なる質問。ご飯も作らず寝ている妻を責めているわけではない。「スーパーで何か買ってきて」と冷静にお願いしよう。

 

3、口角を下げない

 

妻を褒めるのが苦手という夫は多い。空間認識力が高い男性脳は、拡張感覚が女性脳よりはるかに高く、バイクのメカや道具を自分の身体の一部のように感じている。長く一緒に暮らしている妻に対しても、まるで自分の一部のように感じてしまうという。これでは料理をしても「美味しい」とも言われず、オシャレをしても「綺麗だね」のひと言ももらえない。しかし、ここで仏頂面になってはいけない、と著者は言う。脳の中にはミラーニューロンという脳神経細胞があり、目の前の人の表情筋を自分の表情筋の神経回路に写し取ってしまう。つまり、夫と妻は合わせ鏡。夫に微笑んでいてほしかったら、思い切り口角を上げて話し掛けよう。

 

以上が「妻の禁則」三箇条だが、本書には五箇条まで書かれており、さらには夫に向けて書かれた「夫の禁則」五箇条も掲載されている。もうすぐ定年を迎える夫婦、マンネリ化しつつある夫婦、新婚だが喧嘩の絶えない夫婦。すべての夫婦に読んでほしい。“結婚70年”の向こう側には、二人だけにしか見えない固い絆が生まれているのだろうから。


 

『定年夫婦のトリセツ』(黒川伊保子/SBクリエイティブ)

文=水野シンパシー

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