異常な空腹、強烈な眠気、体重が減らない… それすべて“アノ病気”が原因かも
午後に強烈な眠くなったり、夕方になると異常な空腹に襲われたり、なぜかなかなか体重が減らなかったり……。これらの症状、実は同じ疾病が原因となっている可能性があるのです。
■夕方になると異常な空腹感に襲われる女性
生八ツ橋のパッケージを見るや、すばやく開封しさっそく食べ始めた加瀬さん(仮名、28歳、女性看護師)。「なんか夕方になると急にお腹空いて、力はいらないんですよねー。ちょっと手が震えたりして…」そう言いながら、八つ橋を5、6枚ペロリと口に放り込みます。
八つ橋を頬張る加瀬さんの様子を見ていた私は、「ひょっとすると…」とある病態を思い浮かべます。
午前の業務が忙しく昼食が遅くなったり、昼休みが短かったとき、束の間のランチタイムに菓子パンやおにぎりで済ませる…という人は要注意です。
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■昼食後、強烈に眠くなる女性
暗い会議室に教授、准教授を迎えておこなわれるカンファレンスは、緊張感はあるものの、昼食後の満腹感と午後の陽気で眠くなることもしばしば。新米研修医が、専門的な議論が交わされるカンファレンスで眠くなるのは、容易に想像できます。ですが鳥居さんの話を聞くと、様子が違います。ほかの日のカンファレンスは眠くならない、「木曜日のカンファレンスだけ」眠くなる、というのです……。
ランチタイムにラーメンやパスタの大盛りを満腹になるまで食べることはありませんか?そんなアナタも血糖値の急激な上昇に注意が必要です。
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■「腹八文目」で努力をしているのに体重が減らない男性
ご飯大盛りを止め、微糖のコーヒーをブラックに替えて、3kgほど減量に成功。薬は使わずに、食事療法だけで糖尿病予備群から正常域へ近づきつつあります。ただ、最初は面白いように減った体重も、ここにきて停滞気味。
朝昼の食事は腹八分目に抑えられているものの、夕食の食べ過ぎが目に余ります。柏原さんの職場は飲み会も多く、夜は外食がちで、飲み会のあとはシメのラーメンまでがルーティンとなっていました。
朝食と昼食の炭水化物を控えめにし、「腹八文目」で努力をしているにもかかわらず体重が減らないなら、夜のお酒とアレが原因かもしれません。
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