「無念…」「なんとなく理解できる」 43歳美魔女が熱海で愛人を斬りつけた理由

人間関係

 

ここ最近「女が男を攻撃する」激情型の犯罪が、相次いで発生しました。

 

彼氏の家に放火で逮捕「美人東大生」の素顔(2019.7.2)

逮捕されたのは20歳女子大生。交際相手の男性宅で口論の末、コンロで洋服を燃やした。

 

「好きで好きで…刺した直後に好きと言ってくれた」同居男性を刺した女の“ゆがんだ愛情”(2019.5.30)

逮捕されたのは21歳女性(殺人未遂)。数日前から同棲をはじめたばかりの交際相手の男性が帰宅せず、帰ってきたところを「どこにも行かせないため」に刺した。

 

女子高生が交際の28歳男性刺す 容疑で逮捕(2019.6.1)

逮捕されたのは17歳女子高生(殺人未遂)。交際相手の28歳男性宅で「けんかになって」刺した。

 

モデル岩本和子が駅で男性を切りつけた事件 交際相手には妻が存在(2019.6.8)

逮捕されたのは43歳モデル(殺人未遂)。交際相手の男性が既婚者だったことを知り逆上し、熱海駅にてカッターで切りつけた。

 

犯罪に男性的/女性的という性差があるとすれば、筆者の知る限り「衝動的に殺意を抱きそのまま実行」という短期的な犯行には男性が多く、女性の場合は「積年の恨みや復讐による計画的犯行」が多いような気がします。

 

「相手が自分のモノにならない(あるいは別れ話のもつれ)」で逆上するのは、男女いずれにも起こりうること。しかし女性の場合、これまでは愛人や男友達など「男性」の共犯者がいるケースのほうが多かったように見受けられます。共犯の男性にけしかけられたのか、あるいは自分ひとりでは体力的に無理と考え、一緒に殺ってくれそうな男性に協力を仰いだのか。

 

上記に挙げた事件は、いずれも女性の単独犯行です。ターゲット(交際相手)より体力的に不利でありながら、衝動的に「殺(や)ろう」とした背景は、実にさまざまではないかと推察します。

 

女子高生や女子大生、「好き過ぎた」21歳女性においては、若さゆえというか、なんとなくメンヘラ臭を感じます。しかし43歳美魔女だけは、同じメンヘラとしても、少々勝手が違うような。

 

 

 

■10代、20代の「メンヘラ案件」とはちょっと違う

 

 

岩本和子は7年前、36歳のときに「国民的美魔女コンテスト」のファイナリストに選ばれている、オフィシャル美魔女。その後の芸能活動はパッとしなかったようですが、昨年出した写真集をきっかけに注目され、映画出演も決まっていたとのこと。

 

これからブレイクするかもしれない大事な時期に、まさかの騒動。しかも現場は熱海駅。相手は青年実業家で既婚者という、何やら二時間サスペンスを地で演じたかのような修羅場です。

 

熟女世代の筆者は、10代や20代のメンがヘラっている少女たちの浅はかな(しかし本人にとっては生きるか死ぬかレベルの)心情には共感できませんが、美魔女・岩田和子の「抑えきれなかった衝動」だけは、なんとなく理解できます。

 

彼女はその「43歳とは思えない美しさ」で仕事と地位は獲得できるところまで到達したものの、私生活はきっと「愛する男と幸せになりたい」ごくごくフツーの恋する熟女だったのでしょう。情報によれば彼女は妊娠していたそうですから、なおのこと、相手の男性と結婚することを視野に入れていたに違いありません。

 

そこで「実は既婚者だった」となれば、もうパニックです。これから自分はどうすればいいのか。お腹の子も自分も幸せにはなれないのか。もはや、仕事でブレイクする幸せなんか考える余裕ゼロ。ここで事件を起こしたらすべてを失うとわかった上で、実行に移したのでしょう。

 

なぜ筆者がそう思ったかといえば、現場が熱海駅だったから。加害者にも被害者にもゆかりのない、スケジュール的な流れでもない土地にわざわざ相手を移動させたあたり、ドラマ色を感じずにはいられません。

 

被害者となった交際相手は、不倫なのに独身のフリをするとか、避妊しないとか、正真正銘のクズ男です。筆者が彼女と同じ状況だったならば、そんなクズ男のために人生を棒に振るなんて絶対にイヤです。シビアな現実を受け止め、男と別れ、死にたいほど辛くても、歯を食いしばって仕事だけは失わないよう、必死で生きていきます。

 

でも彼女は、すべてを失ってでも、自ら相手をこらしめる(でも心は悲劇のヒロイン)という行動に出ることを選びました。それほど彼女は(痛めつけた)男を愛し、憎んでいたのでしょう。無念です。

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作家/女豹ライター

島田佳奈

跡見学園女子大学短期大学科中退。モデル・OL・キャバ嬢・バイヤー・広告代理店・SEと、さまざまな職種を経て作家に転身。 結婚歴2回(うち1回は事実婚)、離婚歴2回、不倫や略奪など「豊富すぎる恋愛経験」と取材...

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