エキナカで高級ふかひれスープが買える!? にわかに信じがたい自販機ドリンクまとめ
■JR東日本の駅構内で「ふかひれスープ」!
JR東日本の駅中にある自販機を中心に展開している飲料ブランド「acure」と、永谷園が共同開発したのが、「気仙沼産ふかひれ使用 ふかひれスープ」。2018年10月より、秋冬限定で発売されていました。
ホットドリンクの定番であるコーヒーやコーンスープなどと並んで、温かい状態で、缶で販売されていたこの商品。気仙沼産ふかひれパウダーを100%使用し、コラーゲンが1000mg配合されているという、女性にも嬉しい一品でした。
洋風のスープだけではなく、みそ汁やお汁粉といった和風のメニューも増えていた自販機市場。しかし、未だに中華系の商品が少ないというところに目を付けて、駅の中でも手軽に、高級感のあるふかひれスープを楽しんでもらおうと、商品を開発したのだそうです。
ふかひれスープといえば、あの独特の食感が特徴ですが、残念ながらこの商品に具材は入っておらず、ふかひれは粉末で使用されているのみ、とのこと。しかし、チキンをベースとしたスープは風味豊かで、高級中華料理のような味わいが楽しめたそうです。
■豚汁やオニオングラタン風スープまで!
進化著しい近年の自販機ドリンク業界ですが、2018年秋冬はとくに、新しいメニューがたくさん売り出されました。伊藤園が発売した「とん汁」は豚肉こそ入っていないものの、じゃがいも、ごぼう、こんにゃくといった具材入りで、自販機ドリンクとしては贅沢な汁物に。単身や二人世帯の増加に伴い、簡単に作れる即席みそ汁市場が伸びていることを参考に、新商品として投入されたようです。
また、「濃厚デリ オニオングラタン風スープ」は、ダイドードリンコが2018年秋冬の新メニューとして発売したもの。生産性向上が関心を集めている現代社会において、手間なく食べられるスープタイプの商品が人気で、需要が高まってきているとのこと。そこで、家庭では出せないような濃厚な味わいを楽しめるように、約1年かけてレストランなどで味を研究し、ちゃんとチーズを使用した本格的な味付けの商品に仕上げたそうです。
――2019年冬の新商品も、斬新かつ美味なホット自販機ドリンクが期待できそうですね…!!
※2019年7月14日時点の情報です。