もともと「ペヤング」は焼きそばじゃなかった!? 驚愕必至のペヤングトリビアまとめ

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後藤拓也

「ペヤング」の名前の由来を知っていますか? 今回は、手軽に食べられるカップ焼きそばとして、ポピュラーな存在となっている「ペヤング」のトリビアをお届けします。なかには、かなり意外に思われるような事実も……?

 

※画像はイメージです。

 

■もとはやきそばではなくカップ麺だった!?

 

カップ焼きそばのブランドとして、長らく愛されている「ペヤングソースやきそば」。比較的、関西方面で愛好者が多いと言われている「日清焼そばU.F.O.」と双璧をなす存在として、関東を中心に高い人気を誇っています。

 

「ペヤングソースやきそば」を展開しているまるか食品は、公式サイトの沿革によれば、当初は乾麺類の製造販売を主な事業として、1929年に創業されたそうです。その後、世のインスタント食品ブームに追随する形で即席ラーメンの開発を開始、1973年にはカップ麺の製造にも乗り出し、「ペヤングヌードル」を発売しました。

 

そう、もともと“ペヤング”というブランド名は、焼きそばではなく、カップ麺に付けられたものだったのです。その頃のカップ麺は、袋麺に比べて高価なものでした。そこで、“ヤング”なカップルに、“ペア”として一つのカップ麺を分け合って食べてほしいという思いから、“ペア”と“ヤング”を組み合わせて、“ペヤング”と名付けたのだそうです。

 

 

■あの容器もあのソースもペヤングが初!?

 

1974年、恵比寿産業より初めてのカップ焼きそば「エビスカップ焼そば」が発売されると、まるか食品は、その翌年に「ペヤングソースやきそば」を開発し、売り出すこととなります。

 

当時、人々の目を引いたのが業界初の四角い容器。現在ではスタンダードになっていますが、その頃は丸い形が主流でした。この四角い形は、焼きそばの屋台で使われていた入れ物に着想を得て、導入したのだとか。

 

また、それまでのカップ焼きそば界には粉末ソースしかなかったので、液体ソースを採用したのも初めてのことでした。これにより、混ぜやすさと奥深い味を実現した「ペヤングソースやきそば」は、大ヒット商品となりました。

 

 

■名付け親は落語家!? その真偽は…!?

 

「ペヤングソースやきそば」のヒットには、当時放送されていたCMが話題となったことも、大きく貢献しました。出演していた落語家の桂文楽さんは、自身の顔が四角いことをよくネタにしていたために、四角い容器に合わせて起用されたのだとか。CMがお茶の間に浸透したことで、桂文楽さんは、街中で声を掛けられるほどの人気になったそうですよ。

 

ちなみに、桂文楽さんは過去のインタビューのなかで、「“ペヤング”は私が名付けた」と語っています。文楽さんによれば、「ペアでヤングなソース焼きそば」というセリフがCM時間内に言い切れなかったため、「ペアヤングな~」にしたものの、これでは語呂が悪いと「ペヤングソース焼きそば」にしたのだとか。

 

ですが、前述の通り“ペヤング”というブランド名はそれ以前から使われていますので……その真偽のほどは、確かなものではありません。

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後藤拓也

編集プロダクションA4studio(エーヨンスタジオ)所属のライター。1992年、東京都生まれ。生きている時間の大半はラジオを聴いている。将棋の対局を観戦したり、野球やサッカー、プロレスを見たり、人文書を読んだり...

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