「じゃがりこ」の商品名の由来は、開発担当者の友人!? イメージキャラがキリンである秘密にも迫る!

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後藤拓也

 

■「りこ」はどこから来た?

 

1995年に発売されると、カリカリとした独特な食感で人気を獲得した「じゃがりこ」ですが、この名前に決まる前は、「じゃがスティック」としてコンビニでテスト販売されていました。

 

この商品が作られたのには、当時の時代背景があります。カルビーが開発をスタートさせた1992年には、女子高生が社会の中心的な存在として注目されており、さまざまなトレンドを作り出していました。

 

そこで、カルビーが従来の主力商品としていた袋菓子とは違う、女子高生がカバンに入れて持ち歩けるようなカップや箱入りのお菓子というコンセプトで、商品が生み出されたそうです。

 

こうして出来上がったばかりの斬新なお菓子を、開発担当者の友人女性だった「りかこ」さんがおいしそうに頬張っている姿を見て、このネーミングを思いついたとのこと。つまり、じゃがいも+りかこで「じゃがりこ」と命名されたわけですね。

 

 

■イメージキャラクターがキリンである理由は?

 

「りかこ」という名前は、商品名以外のところにも残っています。じゃがりこのパッケージにはキリンのキャラクターが描かれていますが、実は、チーズ味の製品に描かれているメスのキリンの名前が「りかこ」なのです。

 

ちなみに、この「りかこ」はお母さんキリンだそうで、サラダ味に描かれた「じゃがお」がお父さん、じゃがバター味の「じゃが作」がおじいちゃん、みにかっぷサラダ味の「ミツル」がお兄ちゃんといった設定がある模様。しかしなぜ、ポテトのお菓子のキャラクターがキリンなのでしょうか?

 

それは、カルビーの定番商品・「かっぱえびせん」の「やめられない とまらない」にあやかって考案された、「食べだしたらキリンがない」というキャッチフレーズにちなんでのことなのだとか。

 

ただのダジャレにも思えるこの言葉ですが、じゃがりこの後を引くおいしさを伝えながら、商品を手に取った人に楽しい気持ちになってほしいという願いが込められた、意外と深い一言のようです。

 

 

■そもそも、じゃがりこはなぜおいしい?

 

最後に、味の秘密にも迫ってみましょう。じゃがりこは、スライスしたじゃがいもを蒸して、裏ごししてから味つけし、あのスティック状の形に成型した後、乾燥させてから油で揚げるという、非常に複雑な工程を経て作られているのだとか。

 

その詳細は企業秘密にされているそうで、工程のどこかひとつでも変えてしまうと、あのサクサクとした食感は出せなくなってしまうといいます。他社から真似されない独自のおいしさを実現していることが、じゃがりこが人々に愛され続けている秘訣みたいですね。

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後藤拓也

編集プロダクションA4studio(エーヨンスタジオ)所属のライター。1992年、東京都生まれ。生きている時間の大半はラジオを聴いている。将棋の対局を観戦したり、野球やサッカー、プロレスを見たり、人文書を読んだり...

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