備えるべきは“タイヤだけ”じゃない。冬の運転は「○○」に要注意!

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平日の通勤から休日のレジャーなど、気候の影響で事故やトラブルが多くなる冬の季節。トラブルなく過ごすために気を付けたいポイントをご紹介します。
 

 

■冬に運転するとき気を付けるべき3つのポイント

 
【1】冬こそ多くなる「バッテリー上がり」

 

冷房は35~40度前後の車内を27~28度まで下げますが、暖房は時には氷点下から22~23度まで車内温度を上げなくてはなりません。暖房の方が圧倒的に温度の幅が大きいため、暖房はそれだけ多くのバッテリーを必要とするのです。ちなみに、EVの航続距離も夏より冬の方が圧倒的に少なくなります。

 

バッテリー上がりは、ヒーターを多用する寒い時期やワイパーを使う降雪時に、突然起こってしまうこともあります。万が一に備えて、エンジンスタートからスマホ充電まで可能な「モバイルバッテリー」を用意しておくことも一つの手です。さらには、日頃かプロのいるお店で点検をしておくとより安心でしょう。


 

モバイルバッテリーサイズのハンディなエンジンスターターがあれば、場所を取らず、スマホやタブレットなどの充電にも使えるため便利

 

 

【2】「チェーン規制」は、“スタッドレスタイヤ”も対象 

 

2018年12月に「タイヤチェーンを取り付けていない車両通行止めの規制標識の新設」が公布・施行されました。同時に【チェーン装着義務化】についての概要が発表されました。


 

出典:国土交通省

 

こちらは、国土交通省と警察庁が発表したチェーン規制対象となる13区間(2019年10月現在)において、チェーン規制が発令された際に、チェーンを装着していない車両(スタッドレスタイヤ含む)は通行できなくなる、というもの。ちなみに布製チェーンはOKとなっています。

 

規制区間は順次更新される予定なので、対象区間にチェーン規制が出ていないかどうかを確認しましょう。冬場のドライブはチェーン必携ですね。

 

 

 

【3】意外と気づきにくい「ワイパーの劣化」

 
ワイパーは梅雨や秋の長雨シーズンに活躍するイメージですが、冬場も雪や氷を取り払うために活用する人は多いでしょう。雪氷は雨よりもワイパーに掛かる負担が大きくなります。また、寒い時期にはゴムが硬化するため、ワイパーにとっては過酷な状況となります。
 

 

ワイパーブレードのゴムは冬場とくに負荷が大きくなるので傷みやすい

 

冬場もワイパーを活用する場合は、ワイパーゴム(ブレード)の交換をお勧めします。フロントガラスがきれいな状態でない場合、目の負担も増えてストレスもたまります。安全のためにも、プロに依頼して綺麗な視界を確保したいですね。


 

 
■事前の“メンテナンス”がトラブル回避のカギ

 
これまで紹介したトラブルは、事前にチェックしていれば回避できるものがほとんどです。

 

その際、大事なことは「この前車検を受けて2ヶ月も経っていない」「交換してまだ1万キロも走っていない」など、一律に時間や距離で決めるのではなく、それぞれのクルマの乗り方や装備の使い方を考えることが重要です。

 
例えば、バッテリーの寿命は新品購入から概ね2年~5年と言われていますが、クルマの使い方によって大きく変化します。

 
普段あまりクルマに乗らない場合(月の走行距離が500km以下)や夕方~夜にかけての運転がメインの場合、近所へのチョイ乗りが多い場合は、寿命が短くなる傾向にあります。

 

メンテナンスをカー用品店やディーラーに依頼する際は、1件ずつ見積りを聞いたり予約をしたりするのが意外と手間ですが、最近では、 WEB上で近所のお店を検索・比較して予約できるサービスも登場しています。
 

 

カーメンテナンス予約サイト「timy(タイミー)」 スマホでニーズに合ったカーメンテナンス店をピックアップ

 

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車検や手洗い洗車、タイヤ交換、コーディングに至るまで、幅広くカーメンテナンスの予約が可能です。ぜひ一度試してみてください。

 


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